二宮和也主演映画『アナログ』なにわ男子の藤原丈一郎が後輩役!鈴木浩介、坂井真紀、筒井真理子らの出演も明らかに
ビートたけしの原作小説を、主演に二宮和也、ヒロインに波瑠を迎えて映画化した『アナログ』(10月6日公開)。本作で、藤原丈一郎をはじめとする追加キャスト6名が発表された。
二宮演じる主人公の悟と、波瑠演じる携帯を持たない謎めいた女性、みゆき。喫茶店で出会った2人が交わした、たった一つの大切な約束は「毎週木曜日に、この場所で会いましょう」ということだった。携帯電話で気軽に連絡が取れる現代に、あえて連絡先を交換せずに、週に一度だけ“会うこと”を大切にして、2人はゆっくりと関係を紡いでいく。本作は、コロナ禍を経たいまだからこそ、改めて気づかされる、いつの時代も変わらない愛の原点=”好きな人にただ会える喜び”を描いていく懐かしくも新しいラブストーリーとなっている。
新たに解禁されたのは次の6人。二宮演じるデザイン会社で働くデザイナーの悟を慕う大阪支社の後輩、島田紘也役に、2021年にデビューし、今年のNTV「24時間テレビ」のメインパーソナリティに抜擢された「なにわ男子」のメンバー、藤原丈一郎。二宮とは初共演となるが、持ち前の社交力と関西弁で大阪支社のムードメーカー、島田役を見事に演じ切った。そして、悟が務める東京本社の直属の上司、岩本修三役に「LIAR GAME」や「癒されたい男」などの鈴木浩介。「ドラスティック」、「イシュー」といったカタカナビジネス用語を多用し、周囲を困惑させる役柄として、作品にコミカルな味付けを加える。
さらに、悟の母、玲子の担当医である浅井陽子役に『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)や『銀河鉄道の父』(23)などで印象的な演技を魅せた坂井真紀、悟がデザインを担当するイタリアンレストランのオーナー、椎名順子役に『淵に立つ』(16)、ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」、『波紋』(23)など国内外で圧倒的な支持を受ける筒井真理子、島田の上司、高橋俊和役に、バラエティ番組から俳優業までマルチな活躍を魅せる宮川大輔、浜野謙太演じる悟の友人である山下の妻、香織役に『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07)、『ヒメアノ〜ル』(16)などの佐津川愛美。確かな演技力と才能を兼ね備えた俳優陣が、偶然の出会いから始まる運命の恋を彩っていく。
実力派が集い紡いでいく、あたたかなラブストーリー『アナログ』。今後の続報にも注目だ。
文/山崎伸子