世界中の映画祭で絶賛を浴びた『ソウルに帰る』日本公開日が決定!予告映像&ポスター、場面写真も一挙に解禁
第95回アカデミー賞の国際長編映画賞にカンボジア代表としてエントリーし、ノミネート前の最終選考(ショートリスト)まで進んだ『ソウルに帰る』の日本公開日が8月11日(金)に決定。このたび予告映像とポスタービジュアル、場面写真が一挙に解禁された。
本作は、韓国で生まれフランスで養子縁組されて育った25歳のフレディが初めて母国に戻り、友人の力を借りながら実の両親を探していく物語。2022年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で大きな話題を集め、その後も世界中の映画祭で絶賛を獲得。ボストン映画批評家協会賞では、後にアカデミー賞を賑わす名だたる作品を抑え、見事に作品賞を受賞した。
このたび解禁された予告映像は、主人公のフレディがソウルで出会った友人たちと酒を酌み交わすシーンから始まる。生みの親への複雑な思い、フランス人でもあり韓国人でもあるという自分の出自に戸惑いながらも、恋や仕事に突き進んでいく姿が映しだされていく。またあわせて解禁されたポスタービジュアルには、ソウルの夜の街に佇むフレディのせつない表情が切り取られている。
フレディ役を演じるのはこれが映画初出演となる韓国系フランス人アーティストのパク・ジミン。フレディの父親役を『オールド・ボーイ』(04)などで知られるオ・グァンロクが演じ、さらに「愛の不時着」のキム・ソニョンや作家のグカ・ハンなどが出演。異国の地で自分の原点を探し求める主人公に、なにが待っているのか。鮮烈で情感豊かな物語を、是非とも劇場のスクリーンで味わってほしい。
文/久保田 和馬
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