トム・フェルトン、『ハリポタ』新施設前夜祭イベントで日本のファンに感謝！豪華セレブリティが多数来場

6月16日開業の「ワーナー　ブラザース　スタジオツアー東京―メイキング・オブ・ハリー・ポッター」のオープニング前夜祭 レッドカーペットイベントが15日に開催され、ルーナ・ラブグッド役のイヴァナ・リンチ、ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトン、ネビル・ロングボトム役のマシュー・ディビット・ルイスが来日し、会場に詰めかけた日本のファンとの交流を楽しんだ。

映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの制作の裏側を実際に体験できるウォークスルー型のエンターテイメント施設「ワーナー　ブラザース　スタジオツアー東京」。『ハリー・ポッター』の屋内施設としては世界最大規模を誇り、2012年にイギリスにオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン – メイキング・オブ・ ハリー・ポッター」に次いで世界で2番目、アジアでは初のオープンとなる、ハリポタファン注目の新施設。

レッドカーペット後に開催されたトークイベントには、リンチ、フェルトン、ルイスの3人に加え、映画「ファンタスティック・ビースト」シリーズで主人公ニュート・スキャマンダーの吹替を担当している宮野真守も登場した。

大雨のなかで開催されたイベントだったがフェルトンは「想定内」とニッコリ。「ハリー・ポッター」シリーズのプレミアの際はいつも雨だと指摘しながらも「イギリスから雨を持って来てしまって、すみません！」とファンにお詫び。あいにくの雨でもごきげんの様子で「『謎のプリンス』で初来日したときに日本の食や文化を知り、日本に恋をしました」と告白。今回、日本で新しい『ハリー・ポッター』の世界が体験できると聞き「僕が行く！」とツアー参加に立候補したことも明かしていた。また、フェルトンは日本語での「ハリー・ポッター」の発音もお気に入りのようで、”ポ”を強調して「”ポ”ッターです。この発音を気にしてくださいね」と会場に呼びかける場面も。時折、日本語でのあいさつも交えつつ、日本好きぶりをしっかりアピールしていた。

3回目の来日となるルイスが「来日してお寿司の味を知りました。いまでは週に1度はお寿司を食べています。今回も到着してすぐにお刺身を食べました」と日本食への想いを語ると、会場からは大きな歓声と拍手に包まれた。フェルトン、ルイスに続き、リンチも「日本が大好き！また日本に戻ってくることができてうれしいです」と微笑み、スタジオツアー東京での体験については「私は映画に出ているのに、驚きだらけでした」と、イギリスでは見たことがないというグッズを手にして新施設の魅力をアピールした。

「ファンタスティック・ビースト」シリーズのニュート役と自己紹介した宮野が『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)でパーシー・ウィーズリーを演じていたことに触れると、「聞いてみたい！」とリクエストが。宮野がパーシーのセリフ「階段には気をつけて、じっとしてないから」を披露すると、フェルトンとルイスは「すばらしい！」と大喜び。本施設内にも“じっとしていない階段”が見られるため、「あの場所で聞きたかった！まだ時間があるから…(行く？)」と宮野を誘う場面も。この誘いを受け宮野は「日本にはないシチュエーションもあるので、存分に楽しんで欲しいです」とおすすめし、「日本の『ハリー・ポッター』ファンにも素敵な宝物になるように、盛り上げていきたいです」と力を込めて宣言していた。

イベントの最後にはフェルトンが「ルーモス」と杖灯りの呪文を唱え、ファンが手にしたペンライトが点灯。さらにキャノン砲が発射され、カラフルなテープが舞い散るなか、笑顔と歓声に包まれたセレモニーは幕を閉じた。

レッドカーペットには、(以下、50音順)阿川佐和子、荒川静香、IMALU、大島麻衣、太田光代、小田井涼平、尾上松也、片山右京、川井郁子、サッシャ、すみれ、せいや(霜降り明星)、関根麻里、高橋愛、DAIGO、辻発彦、二ナ(NiziU)、堀田茜、堀江美都子、本並健治、町田樹、松崎しげる、丸山桂里奈、美山加恋、吉田鋼太郎、LiLiCoも登場した。

取材・文/タナカシノブ