『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』“海の生物”の制作秘話を明かす映像やプロデューサーのインタビューが到着

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『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』“海の生物”の制作秘話を明かす映像やプロデューサーのインタビューが到着

全世界歴代興行収入で『タイタニック』(97)を抜いて第3位を記録し、第95回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』のブルーレイ+DVDセットと4K UHDが、本日6月30日(金)に発売される。充実のボーナス・コンテンツから、単なる生物ではなくキャラクターとして大切に作り上げられた“海の生物”に迫る映像が公開され、「アバター」シリーズのプロデューサー、ジョン・ランドーのインタビューも到着した。

プロダクション・デザイナーらスタッフ陣が語るキャラクター・デザインについて語る
プロダクション・デザイナーらスタッフ陣が語るキャラクター・デザインについて語る[c]2023 20th Century Studios.

世界歴代興収第1位に輝いた前作『アバター』(09)から13年を経て公開された本作。監督、製作、脚本のジェームズ・キャメロンは自身が携わった映画が世界歴代興収上位4作のうち3作を占めるという前人未到の偉業を達成し、映画界の巨匠としての座を揺るぎないものにした。

本作のプロダクション・デザイナーのディラン・コールは「トゥルクンのデザインは難航した。単なる生物ではなく、キャラクターで知能も高い。問題はクジラからどれだけ変えられるかでした」と語り、さらに、クリーチャー・デザイナーのコンスタンティン・セケリスは「極小のパズルを組み立てるような仕事でした。ストーリーを語る力がデザインに求められた」と制作の苦労を明かす。「トゥルクン」とは、ナヴィ族と交信ができるクジラに似た生き物で、その造作は、キャメロン監督のスケッチを元に時間と労力をかけて制作されたとのこと。特筆すべきは、「パヤカン」と呼ばれるトゥルクンのヒレに、ジェイク(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の次男ロアク(ブリテン・ダルトン)が捕まりながら一緒に泳ぎ、目と目を合わせて心を通わせる感動的なシーンだ。細かいシーンすべてが全体のストーリーとつながってデザインされているのが伝わり、印象的なシーンの数々とキャラクターの誕生秘話が分かる貴重な映像となった。

【写真を見る】メトカイナ族とパンドラの海中世界に感動!
【写真を見る】メトカイナ族とパンドラの海中世界に感動![c]2023 20th Century Studios.

メトカイナ族は、大きなものだと体長300フィート(約91.5m)まで成長し得るトゥルクンと、独自のスピリチュアルな関係を持っている。キャメロンは「ここでの奇抜な発想は、トゥルクンの文化とナヴィの文化が、音楽、歌、踊りでつながっているというものです。また、たとえばメトカイナ族はトゥルクンにタトゥーで模様を施しますが、それは彼らの家族の物語を表現するものです。成人の儀式を通過して大人になったトゥルクンは、タトゥーを施された胴体やヒレを持つことになります。メトカイナ族がティーンエイジャーになると初めてタトゥーを入れるのと同じようにね」と語る。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』  4K UHD 9,790円(税込)
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 4K UHD 9,790円(税込)[c]2023 20th Century Studios.

パヤカンは、ジェイクとネイティリの息子ロアクと仲良くなる思春期のトゥルクンだが、ナヴィのティーンエイジャーであるロアクと同様に、異端者的なところがある。また、この2人は手話でコミュニケーションをとるのだが、その手話をこの作品のために考案したのは、俳優で聴覚障碍者カウンセラーのCJ・ジョーンズだった。「どちらも他者から誤解されて受け入れられないティーンエイジャーだからこそ、この荒々しい海の中で友情が芽生えるのです」とキャメロンは語っている。


『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 ブルーレイ+DVDセット5,390円(税込)
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 ブルーレイ+DVDセット5,390円(税込)[c]2023 20th Century Studios.

映画史を変えた人類史上最高峰の映画「アバター」シリーズ。心が震えるほどの感動と宝石のような美しい映像で多くの人々を魅了する最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』をぜひブルーレイ+DVDセットや4KUHDで、ボーナス・コンテンツも含めて堪能していただきたい。

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