SFアクション超大作『ザ・クリエイター/創造者』場面写真が公開、渡辺謙は「いままでの機械と⼈間という対峙とは⼀味違う」
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)のギャレス・エドワーズが監督を務め、『TENET テネット』(20)のジョン・デヴィッド・ワシントンと『インセプション』(10)の渡辺謙が共演するドラマチックSFアクション超大作『ザ・クリエイター/創造者』(9月29日公開)。本作の場面写真が解禁され、渡辺によるコメントも到着した。
AIの進化やその利便性に注目が集まる一方で、急激な進化への懸念も示されている昨今。本作の舞台は、そんな現代を生きる私たちに待ち受けているかもしれない近未来。2075年、⼈を守るはずのAIが核を爆発させた。⼈類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊のジョシュア(ワシントン)は⼈類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を⾒つけ、暗殺に向かう。しかしそこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少⼥アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)だった。
このたび解禁されたのは、物語の鍵を握る少女アルフィーがロボットと触れ合っている姿をはじめとする複数の場面写真。眩いビームを放つ謎の飛行物体、銃を構えるロボット型AIを収めた写真からは、人類とAIの激化する攻防戦を想像することができる。人類を脅かす存在“クリエイター”暗殺という命を受け、アルフィーを見つけ出した主人公ジョシュア。しかし彼は、“ある理由”から、暗殺すべき対象であるはずのアルフィーを守りぬくと誓う。登場人物たちの神妙な面持ちを捉えた場面写真からは、人類の存亡を賭けた戦いの狭間で揺れ動く登場人物の複雑な心情も伝わる。
またアルフィーと同じく後頭部から耳にかけて機械となっている謎のヒューマノイドを演じた渡辺謙からのコメントも場面写真と合わせて到着。本作への出演を決めた理由について渡辺は「いままでの機械と⼈間という対峙とは⼀味違う、⻄洋vs東洋の価値観や⽂明の相違という切り⼝に、ギャレスらしさがあって、快諾した」と語り、続けて「どんな仕上がりになっているのか、出演者達が⼀番驚く事になるのは間違い無い!」と期待を煽っている。
近年、世界中でなにかと話題になっているAIと人間の関係について、世界のトップクリエイターたちがSFアクションとして描く本作。壮大な物語の結末は映画館のスクリーンで見届けたい。