ナレーションは松重豊が担当!『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 〜ロックと家族の絆〜』予告&ポスタービジュアル公開

映画ニュース

ナレーションは松重豊が担当!『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 〜ロックと家族の絆〜』予告&ポスタービジュアル公開

今年1月29日に74歳でこの世を去ったロックミュージシャン、鮎川誠の素顔に迫ったドキュメンタリー映画『シーナ&ロケッツ 鮎川誠 〜ロックと家族の絆〜』が8月11日(金、祝)に福岡先行上映、8月25日(金)に全国公開することが決定。あわせて本作の予告映像とポスタービジュアルが解禁され、作中のナレーションをバンドのファンでもある松重豊が務めることが発表された。

【写真を見る】“シナロケ”のファン、松重豊がナレーションを担当!バンドとゆかりのある著名人が続々出演
【写真を見る】“シナロケ”のファン、松重豊がナレーションを担当!バンドとゆかりのある著名人が続々出演[c] RKB毎日放送/TBSテレビ

3月に開催された「TBSドキュメンタリー映画祭」で上映された『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』をもとに、ゆかりの人物へのインタビューやプライベート映像、貴重な音源などを加えて再編集した本作。1979年に「ユー・メイ・ドリーム」がヒットし、日本のロックシーンに大きな足跡を残したバンド「シーナ&ロケッツ」。そのギタリストとして休みなく走り続け、最期までステージに立つことにこだわった鮎川誠の生涯と情熱、そして彼が見続けた夢を追いかける。

このたび解禁された予告映像は、ライブで鮎川が「ロックはギターで始めよう!」と呼びかける映像からスタート。シーナ&ロケッツの代表曲のひとつ「レモンティー」を歌うシーナの歌声に乗せて、土屋昌巳や甲本ヒロト、松重らバンドと所縁のある著名人らのコメントが登場すると、2015年に亡くなったシーナの葬儀での鮎川の決意や3人の娘たちの言葉が「ユー・メイ・ドリーム」をバックに語られていく。


またあわせて解禁されたポスタービジュアルには、愛用のレス・ポール・カスタムギターを手にくわえたばこで佇む鮎川の姿や、シーナと一緒に写った若かりし頃の写真、昔の家族写真など、鮎川の歩んできた人生の一幕が散りばめられている。優しさとカッコよさにあふれ、最期まで笑顔でロックを続けた鮎川の生き様に、きっと誰もが心を揺さぶられることだろう。本作の公開を楽しみに待ちたい。

文/久保田 和馬

関連作品