塚本晋也監督と趣里、森山未來がタッグ!『野火』『斬、』の流れを汲む最新作『ほかげ』11月公開決定
<コメント>
●塚本晋也(監督)
「『ほかげ』は、『野火』『斬、』の流れを汲む作品になります。研ぎ澄まされた感性の趣里さんと森山未來さん、そして新しい才能と魅力的な俳優さんたちが、終戦直後の火と影の世界を生きてくださったー。終戦企画と銘打って準備撮影を進めた『ほかげ』。世界の動きが怪しくなってきたいま、どうしても作らずにはおれなかった、祈りの映画になります」
●趣里
「憧れの塚本組。一生忘れられない経験をさせていただきました。最高のキャスト、スタッフさん、そして塚本監督と映画作りが出来たことが本当に幸せです。たくさんの心に留めておかなければならないことを教えていただきました。一瞬一瞬の感覚が愛おしく、悲しく、いまでも忘れられません。『ほかげ』どうか皆さまに届きますように」
●森山未來
「戦後の騒乱をさまよう報われない魂たち。そんな生きた亡霊たちを執拗に追い続けるまなざし。荒廃した世界で必死に生き延びようともがく主人公の無垢な瞳を通して見える世界は、塚本監督のまなざしそのものであり、あるいは、あなたの目に映る、私たちが生きるこの世界に対する視座でもあるのかもしれません」
文/久保田 和馬
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