安藤サクラ&山田涼介共演『BAD LANDS バッド・ランズ』宇崎竜童、生瀬勝久ら豪華キャストが集結!
安藤サクラと山田涼介が共演するクライムサスペンス『BAD LANDS バッド・ランズ』(9月29日公開)。このたび、本作の追加キャストとして宇崎竜童、生瀬勝久はじめ9名の出演が決定。さらに、予告映像、本ビジュアルが解禁となった。
第151回直木賞を受賞した「破門」、「後妻業」など人間を突き動かす欲望を描いてきた作家、黒川博行による傑作小説「勁草」を、『検察側の罪人』(18)や『関ケ原』(17)などの原田眞人が映画化する本作。『ある男』(22)で第46回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した安藤が、特殊詐欺を生業とする主人公の橋岡煉梨(ネリ)、『燃えよ剣』(20)以来、2度目の原田作品の参加となるHey! Say! JUMPの山田がネリの弟である矢代穣(ジョー)を演じる。
今回解禁されたのは、安藤と山田の化学反応にさらなる相乗効果をもたらす豪華キャスト陣。「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る存在である曼荼羅(まんだら)役に宇崎、NPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長であるが、特殊詐欺グループの名簿屋という裏の顔を持つ高城役に生瀬が決定。一方、特殊詐欺の捜査をする大阪府警捜査一課の刑事、佐竹を吉原光夫、同じく大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長を務める日野を江口のりこが演じる。そして天童よしみが、ネリも加担する特殊詐欺の道具屋であり、「亥誠組」とのつながりを持つ新井ママ役に。博識ながら「ふれあい荘」に住み特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”役に大場泰正、ゴヤ・コーポレーションの会長の胡屋役で淵上泰史、裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女、林田役でサリngROCKの出演が明らかになった。
あわせて解禁となった予告映像では、「ホンマもんの詐欺師にはなりとうない」というネリとジョーの、脱出することのできない“最底辺”での“仕事”の一端が垣間見える緊迫感が増した映像が展開していく。高城から「日本の根幹をゆるがすビッグビジネス」の存在を告げられるネリの姿をはじめ、思いがけず手にした3億円という大金を前にはしゃぐジョーの姿、そこへ迫りくる刑事や投資家、裏社会の人間たちの姿が次々と映し出される。それだけでなく、ネリを幼いころからよく知る元ヤクザの曼荼羅に、道具屋の新井ママ、さらにはネリの親代わりともいえる存在の特殊詐欺の名簿屋、高城までもが2人に牙をむく。一体なにが嘘でなにが本当なのかわからないスリルに満ちた予告編に仕上がっている。
さらに、疾走感あふれるティザービジュアルからは一転し、危険な香りを漂わせる本ビジュアルがあわせて解禁。BAD LANDSのアルファベットのロゴの意匠に紛れ込むかのように、それぞれ怪しく笑みを浮かべたり、苦悩の表情を見せたり、正義を見据える目線を投げかける新キャスト陣の姿が。そんな多様な登場人物全員を翻弄するかのように怪しくこちらを見つめるネリとジョーの姿が印象的なビジュアルとなっている。
また、ムビチケ前売券の発売は7月21日(金)に決定。ネリとジョーの物語の先にはどのような結末が待ち受けているのだろうか?日本映画界を牽引するキャストとスタッフが贈る予測不可能なクライムサスペンスエンタテインメントに期待が高まる。
文/鈴木レイヤ