サトシ役声優・松本梨香、ピカチュウとの絆をつづる歌に号泣!20年の歴史に感動
ポケモン映画第20弾となる『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』の初日舞台挨拶が7月15日にTOHOシネマズ日劇で開催され、本郷奏多、山寺宏一、中川翔子、古田新太、松本梨香、湯山邦彦監督が出席。サプライズ登場した林明日香がエンディング曲「オラシオンのテーマ ~共に歩こう~」を披露すると、松本が「20年間のいろんなことを走馬灯のように思い出した」と号泣した。
シリーズ20作目を記念し、サトシとピカチュウの出会いから、本当のパートナーへと成長していく姿を描く本作。「オラシオンのテーマ ~共に歩こう~」は、ピカチュウの目線でサトシとの絆をつづる歌詞となっており、林が歌い始めるや、サトシ役の松本は涙をあふれさせた。
歌い終わると「涙なくしては聞けないよ。ありがとう」と林に抱きついた松本。旧友でもある山寺が「こんなに泣いている松本梨香は初めて見た」というほどの号泣ぶりで、言葉が続かないほど。中川が「20年間、サトシとピカチュウには色々なことがあったんですもんね。色々な冒険があった。うれしいことも悲しいことも」と熱っぽく松本の気持ちを代弁すると、会場からも温かな笑い声が上がった。
松本は「みんなも私と同じように感じてくれていると思います」と観客に話しかけ、「私はサトシをやる時にはいつも、ファンの方々の目線でやっているつもり。この歌を聴いて、20年間のいろんなことを走馬灯のように思い出した。みんなもいろんなことを感じて、大切な人を思い出したんじゃないかな」と再び涙。ピカチュウも「ピカピカチュー」と声を震わせると、松本は「共同体だもんねー!」とピカチュウとハグを交わしていた。
またこの日は、アニメ初代オープニングテーマの新バーションで、本作のオープニング主題歌となる「めざせポケモンマスター 20th Anniversary 」を登壇者陣と観客が一体となって歌う一幕も。松本は「みんなをつなげるボンドのような曲」と心を込め、ファンと一緒に会場いっぱいに歌声を響かせると、「感動します。20年前とは違う、重み、歴史を感じます。うれしいです!」と喜びを語っていた。【取材・文/成田おり枝】