真木よう子、井浦新共演『アンダ―カレント』主人公かなえの心の奥底が垣間見える場面写真が到着！

豊田徹也の同名コミックを真木よう子主演、今泉力哉監督で実写化した『アンダーカレント』(10月6日公開)。このたび、真木演じる主人公、かなえの様々な表情を切り取った場面写真7点が解禁された。

原作となった長編コミック「アンダーカレント」は、“漫画界のカンヌ映画祭“とも称されるフランス・アングレーム国際漫画祭でオフィシャルセレクションに選出された伝説的作品。国内外で熱狂的な人気を誇る本作を、『愛がなんだ』(20)や『窓辺にて』(22)を手掛けた今泉による監督、脚本で実写化。

突然夫が失踪してしまった銭湯「月乃湯」の女主人、かなえを真木が演じ、そんなかなえの前に「働きたい」と現れる謎の男、堀を井浦新、失踪したかなえの夫の行方を期間限定で探すことになる探偵、山崎にリリー・フランキー、突然失踪したかなえの夫である悟を永山瑛太、かなえと悟の同級生で、かなえに山崎を紹介する菅野を江口のりこが演じる。劇中の音楽を『万引き家族』(18)、『メゾン・ド・ヒミコ』(05)などの映画でも音楽を担当した細野晴臣が手掛けた。

このたび公開された場面写真では、かなえの陰と陽の絶妙な表情のグラデーションが映しだされ、堀となにかを見て驚く様子や、夫の悟と仲睦まじく過ごしていた頃の笑顔などが切り取られている。さらにカラオケボックスで悟の調査報告を神妙に聞くかなえと、彼女と対照的に飄々とした表情をした探偵の山崎や、銭湯の待合室でかなえと楽しそうに子どもたちを囲む友人の菅野の姿も見ることができる。ほかにも、なにかに怯え鬼気迫る表情や、お風呂に浸かり物思いにふける様子など、かなえの心の奥底が垣間見える瞬間を捉えた写真たちが解禁。それぞれの登場人物たちが織りなすドラマに想像が掻き立てられる場面写真となっている。

これまで『かそけきサンカヨウ』(21)や『ちひろさん』(Netflixにて配信中)などの作品も手掛け、小説やコミックの実写化にも定評がある今泉。彼が豪華キャスト陣と共に作りだした“究極のヒューマンドラマ“を劇場で体感したい。

文/スズキヒロシ