映画ニュース 2023/8/22 18:30

『キングダム運命の炎』が4週連続V！観客動員300万人も目前

8月18日から8月20日までの全国映画動員ランキングが発表。公開から勢いが止まらない『キングダム運命の炎』(公開中)が今週も首位をキープ。これで4週連続でナンバーワンに輝く結果となった。

『キングダム』がさらに加速！興収41億円を突破

【写真を見る】前作と前々作を上回るペースで40億円を突破！シリーズ最高興収へ期待が高まる『キングダム運命の炎』[c]原泰久／集英社　[c]2023映画「キングダム」製作委員会

7月28日に公開されて以来、今年の夏休みシーズンの主役を飾りつづけている『キングダム運命の炎』。この週末3日間の成績は、観客動員数が21万3100人で興行収入は3億1400万円。累計成績では289万9000人、興収41億6900万円に到達している。

昨年公開された前作『キングダム２遥かなる大地へ』(22)は公開5週目に、1作目の『キングダム』(19)は公開4週目にそれぞれ興収40億円の大台を突破。それらを上回るほどのペースで快走を続ける今作は、公式SNSで「【#キングダム熱狂】感想投稿キャンペーン」が実施されるなど、今後さらなる盛り上がりが期待されている。このままシリーズ最高興収を記録できるのか注目だ。

スタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』が2位に浮上！[c]2023 Studio Ghibli

公開6週目にして2位に浮上したのは、先日ついに場面写真と声優情報が公式に解禁された宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』(公開中)。週末3日間の動員は20万3400人、興収は3億700万円と、いずれも『キングダム運命の炎』に迫る数字。累計成績では動員464万5000人、興収69億8300万円となっている。

鳥山明の“名作”をアニメ映画化！『SAND LAND』が初登場

ディズニー＆ピクサーの『マイ・エレメント』もトップ3へ返り咲き[c]2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー＆ピクサーの『マイ・エレメント』(公開中)は、前週の5位から2ランクアップを遂げてトップ3に返り咲き。週末3日間で動員18万3000人、興収2億4100万円を記録し、累計成績では動員133万5000人、興収17億400万円を突破した。

また前週に5位から2位へとジャンプアップを遂げた『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』(公開中)は4位となったものの、累計動員296万8000人、興収45億円と、こちらも動員300万人の大台突破目前だ。

全身ピンクの悪魔の王子が仲間たちと冒険に！鳥山明の名作ファンタジー『SAND LAND』の順位は？[c]バード・スタジオ／集英社 [c]SAND LAND製作委員会

「DRAGON BALL」でおなじみの鳥山明の数ある作品群のなかでも名作といわれている同名コミックをアニメーション映画化した『SAND LAND』（公開中）は6位に初登場。そして、テレビアニメ「バウ・パトロール」の日本初公開となるエピソードを上映する『バウ・パーティ in シアター』は惜しくも11位からのスタートとなった。

以下は、1～10位までのランキング(8月18日〜8月20日)

1位『キングダム運命の炎』
2位『君たちはどう生きるか』
3位『マイ・エレメント』
4位『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』
5位『しん次元！クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』
6位『SAND LAND』
7位『リボルバー・リリー』
8位『トランスフォーマー／ビースト覚醒』
9位『バービー』
10位『ミンナのウタ』

今週は、岸優太が主演を務め小沢としおの同名マンガを実写映画化した『Gメン』(8月25日公開)、200万年に実在した巨大ザメ“メガロドン”との死闘を描くジェイソン・ステイサム主演の海洋パニック映画の第2弾『ＭＥＧザ・モンスターズ2』(8月25日公開)などが公開される。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
※宮崎駿の「崎」は「たつさき」が正式表記

文/久保田和馬