超絶アクション満載の『キングダム運命の炎』は“IMAX推し”！最高の没入感で「飛信隊」と敵陣に飛び込め

シリーズ累計100億円を突破する大ヒットシリーズの第3弾『キングダム運命の炎』(公開中)が、いよいよスクリーンに登場した。『キングダム』(19)、『キングダム２遥かなる大地へ』(22)に続く本作で描かれるのは、原作でも屈指の人気エピソードである「馬陽の戦い」と「紫夏編」。手に汗握る迫力の戦闘シーンと、「なぜ戦うのか？」というそれぞれの心情に迫るドラマ性に満ちた内容は、胸が震えるような場面の連続！一瞬たりとも目が離せない作品に仕上がっている。

佐藤信介監督が「映画『キングダム』は、映画館での視聴体験をいかに高められるかに注力するシリーズとなっている」との想いで取り組んできただけに、大スクリーンで観なければもったいない。最高の映画体験を叶えるIMAXでこそ、その魅力を堪能してほしい一作だ。そこでさらなる進化を遂げた主人公、信(しん)役の山崎賢人による超絶アクションや、吉沢亮演じる嬴政(えいせい)の過去が明らかとなる月夜のシーンなど、IMAXで楽しみたいポイントをご紹介する。

山崎賢人＆信がさらに進化。大軍を恐れず突き進む、限界突破のアクションを目撃！

信の成長に胸を熱くするシーン満載！[c]原泰久／集英社　[c]2023映画「キングダム」製作委員会

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7つの国が争いを続ける中国春秋戦国時代を舞台に、「天下の大将軍になる」という亡き友との約束を胸に抱く少年の信と、中華統一を目指す若き王の嬴政を壮大なスケールで描く本作。これまでのシリーズと同様に、原作者の原泰久が脚本に参加している。

「馬陽の戦い」とは、秦国に積年の恨みを持つ隣国・趙が攻め入ってきたことで始まった戦い。ドドドドドと蹄の音を響かせ、馬に乗った趙軍が攻め入ってくる様子に、映画を観ているこちらの緊張感も一気に高まる。本作の大きな見どころは、なんと言っても一段と成長した信の泥臭くも、頼もしい姿だ。大沢たかお扮する王騎(おうき)将軍の元で修行をした信は、100人の兵士を率いる「飛信隊」の隊長となり、「2万の軍勢を率いる敵将を討て」という無謀な特殊任務に挑むことになるのだ。

「飛信隊」の一員になったかのような没入感を味わえる[c]原泰久／集英社　[c]2023映画「キングダム」製作委員会

信の成長に胸を熱くするシーン満載なのだが、戦場に向かう100人の兵士を前に「でっけえ武功をつかみ取るぞ！」と檄を飛ばす場面では、信の自信に満ちた表情、声色に驚いた。どんな音もリアルに再現するIMAXの12chサウンドシステムで体感すれば、その場で信の演説を聞いている兵士の気分になれること間違いなし。山崎が、信そのものといったような大きな声を響かせて一気に彼らをまとめあげる姿を見ていると、一緒に「おー！」と拳を上げたくなるはずだ。また信たちが険しい崖を登りながら、敵将にジリジリと迫っていく展開もなんともスリリング。床から天井、左右の壁いっぱいに広がるIMAXスクリーンならば、崖の高さに身のすくむような感覚を味わえるなど、いつのまにか「飛信隊」の一員になったかのような没入感を与えてくれるだろう。

「信が大好き。『キングダム』を愛している」と常に公言している山崎が、信と一体化するようにぐんぐんパワーアップしていく様子には目を見張るものがある。本作のワールドプレミアでは、「ここ4、5年は、ずっと『キングダム』と信と一緒に生きてきた人生。教わることもたくさんあるし、信が自分の人生のかなり大事な部分になっている。自分の人生そのものだなという気がしています」と熱弁。その気迫は、アクションにも見事に表れている。

【写真を見る】とんでもないハイジャンプに猛ダッシュ…山崎賢人のド迫力アクション[c]原泰久／集英社　[c]2023映画「キングダム」製作委員会

大軍を恐れずにドン！と敵陣に飛び込み、四方八方から敵が襲いかかるなか、とんでもないハイジャンプや猛ダッシュを決めながら剣を振り下ろす信のアクションは、瞬きを忘れるほどのダイナミックさ。「飛信隊」のメンバーがついていきたくなる信の背中を、山崎がすばらしく体現している。また、アクションに定評のある羌瘣(きょうかい)役の清野菜名が放つ超人的技は、「どんな動きをしているのか？」と何度も見返したくなるようなスピード感たっぷりで、彼らが縦横無尽に暴れ回る怒涛のアクションは、兵士たちの息遣いを感じられるほどの迫力に満ちている。なんでも戦場シーンの一部は中国ロケも行われ、1日あたり1000人ものエキストラとスタッフが参加したのだとか。レーザー光源によって生き生きとした映像を大スクリーンに映しだすIMAXならば、あちこちで飛び交う矢、砂埃までも感じられるので、まるで戦場に入り込んだ臨場感を体験できるはず。

原作の熱烈ファンで、紫夏(しか)役を演じた杏も「絶対に劇場で観ないといけないぐらい、皆さんの身体能力がとてつもない。毎回想像するものを超えてくる」と興奮しきりだった限界突破のアクション。そして信と一緒に歩みを進める山崎賢人の熱量を、ぜひ大画面で目撃してほしい。

嬴政の過去とは？「中華統一を目指す」という揺るぎない信念の源が明かされる