ザック・スナイダー監督作『REBEL MOON』壮大な2部作を予感させる特別予告が公開
Netflixが2部構成で贈るビッグ・プロジェクト映画『REBEL MOON:パート1 炎の子』(12月22日配信)、『REBEL MOON:パート2 傷跡を刻む者』にそれぞれ決定。パート2の配信日は2024年4月19日(金)に決定し、パート1と2の両方が合わさった壮大な特別予告編が解禁された。
本作は、『ジャスティス・リーグ』(17)、『アーミー・オブ・ザ・デッド』(21)などのザック・スナイダー監督が20年以上かけて構想し、黒澤明監督の名作『七人の侍』(54)からインスパイアを受けた意欲作。銀河を舞台に手に汗握るエキサイティングなアクションが炸裂する、SFスペクタクル巨編となっている。
『300 スリーハンドレッド 帝国の進撃』(14)、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(16)など、ド派手でスピーディーなアクションに定評があるスナイダー監督。「AKIRA」実写化の監督候補になったこともあり、監督作『マン・オブ・スティール』(13)のアクションの一部は日本のアニメから影響を受けていたりと、日本のアニメやコミックに造詣が深い。ジェームズ・キャメロン、クリストファー・ノーラン、スタンリー・キューブリックの作品からも影響を受けるなど、映画愛にも満ちあふれるスナイダー監督が、「監督人生のほとんどの時間をかけて作り上げてきた」と公言する意欲作『REBEL MOON』がついに始動する。
解禁された映像では、広大な銀河を舞台に、巨大帝国マザーワールドの支配に苦しむ星々と、帝国への反逆を誓う者たちの戦いが壮大な規模で映し出されていく。過去を捨て、惑星の片隅の平穏な村に暮らしていた女性コラ(ソフィア・ブテラ)。しかしある日、マザーワールドの刺客が率いる軍勢が村に現れる。コラは蹂躙された村人の敵討ち、そしてなにより自身の過去と向きあい、償うため立ち上がり旅に出る。仲間集めのため、あらゆる惑星を巡るコラが出会うのは、ペ・ドゥナ演じる悲しい過去を抱えながら燃え上がる剣を振るう剣士、巨大な獣さえも手懐ける戦士、絶望を胸に闘技場に立つ荒くれ将軍…など、“団結”とは無縁のクセだらけの問題児たち。はたして彼らは、それぞれの暗い過去を払いのけ、銀河の自由を勝ち取れるのか?持たざる者たちの壮大でド派手な命懸けの反逆が開始する。
『キングスマン』(15)の義足の殺し屋ガゼル役で注目を集め、『スター・トレック BEYOND』(16)、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(17)、『アトミック・ブロンド』(17)などに出演してきた気鋭の俳優ブテラを主人公コラ役に迎え、是枝裕和監督『空気人形』(09)、『ベイビー・ブローカー』(22)、ドラマ「静かなる海」などで知られるドゥナ、『羊たちの沈黙』(01)と『ファーザー』(20)で2度アカデミー賞主演男優賞を受賞したレジェンド、アンソニー・ホプキンスなど、実力派のキャストが集結。
スナイダー監督がNetflixとタッグを組み、2部構成で世界へ叩き付ける挑戦作『REBEL MOON』をその目に焼き付けよ!
文/サンクレイオ翼