品川ヒロシ監督最新作『OUT』手に汗握る瞬間の数々を切り取った場面写真が到着！

累計発行部数650万部超のヤンキー漫画を実写映画化する『OUT』(11月17日)。このたび、本作より場面写真が一挙解禁となった。

『ドロップ』(09)の品川ヒロシが監督、脚本を務め、品川の中学からの友人、井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語を映画化する本作。“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の不良、井口は少年院から出所し、地元から遠く離れた叔父叔母のが経営する焼肉店「三塁」で働きながら生活を始める。保護観察中で、次喧嘩をすれば一発アウトという状況である井口の前に、暴走族「斬人(キリヒト)」副総長の安倍要が現れ、壮絶な更生生活が幕を開ける。井口を倉悠貴が演じるほか、「斬人」総長の丹沢敦司役に醍醐虎汰朗、副総長の安倍役に⽔上恒司、特攻隊長の長嶋圭吾役にJO1の與那城奨、親衛隊長の目黒修也役にJO1の⼤平祥⽣、期待のルーキーである沢村良役にJO1の⾦城碧海、ヒロインの皆川千紘役に乃木坂46の与田祐希らが出演する。

今回解禁となったのは、主人公の井口や、暴走族「斬人」のメンバーらの臨場感あふれる瞬間を収めた場面写真の数々。保護観察中で、トラブル1つ起こせないはずの井口が鋭い眼光で凄むものや、「斬人」の面々に取り囲まれる井口、安倍といまにも殴り合いが始まりそうな雰囲気で睨み合うシーンが切り取られている。また、特攻服を着て集結する「斬人」を捉えたカットからは、オーラとカリスマ性でチームをまとめる総長の丹沢の姿も。また、井口の更生に協力する焼肉屋「三塁」主人であるおじちゃん(杉本哲太)、おばちゃん(渡辺満里奈)、そしてヒロインの皆川らも写しだされている。

品川監督は完成間近の本作について「映画を撮りはじめるきっかけになったジャンルである“ヤンキー映画”“不良モノ”は、WOWOWのドラマ『ドロップ』とこの映画『OUT』で最後、撮り収めのつもりで、やりたいことを全部詰め込もうと思っていました。自分も楽しく読ませて頂いている原作コミックの魅力もあるし、映画らしいアクションも見せたい、男のバカみたいなところも描きたい」と本作への意気込みを語っている。豪華俳優陣とフレッシュなキャストたちの織り成す物語を楽しみに待ちたい。

文/鈴木レイヤ