「魔女の宅急便」原作者に密着『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』公開決定!
「魔女の宅急便」などの作品で知られる児童文学作家、角野栄子の日常に密着したドキュメンタリー映画『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』が2024年1月26日(金)より劇場公開されることが決定。劇中の語りを俳優の宮崎あおいが務めることも明らかになった。
この映画は、児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞、作家賞を受賞した世界的作家である角野の日常に、4年にわたって密着したドキュメンタリー。2020年から2022年にかけてNHK Eテレにて全10回にわたり放送されたテレビ番組「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし」をもとに、新たな映像を加えて再編集。語りは、レギュラー番組放送時から温かな声で角野をアシストしてきた女優の宮崎が引き続き担当。NHKで様々な人気番組をプロデュースしてきた宮川麻里奈が本作で初の映画監督を務める。音楽は、ロンドンを拠点に活躍し数々の音楽賞を受賞する作曲家の藤倉大が手がける。
鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマークな角野。一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、34歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えて彼女が創作を続ける秘訣に、カメラが迫っていく。
劇場公開決定にあわせて本ビジュアルも解禁。自宅のいちご色の壁の前で、イラストの執筆中に笑顔を向ける角野の姿が活きいきと切り取られていて、彼女のお気に入りの眼鏡やアクセサリーといった小物なども手描きイラストで表現。自由で見た目にも楽しいカラフルなデザインに仕上がっている。
11月3日(金・祝)には作品の世界観をイメージした「魔法の文学館」もオープンするなど、改めて注目が集まっている角野栄子。今回のドキュメンタリー映画を通じて、彼女のバイタリティあふれる生き様に触れてみたい。