神谷明「まだまだ続けたい!」『劇場版シティーハンター』舞台挨拶で宣言

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神谷明「まだまだ続けたい!」『劇場版シティーハンター』舞台挨拶で宣言

全世界で発行部数5000万部を超える人気漫画の劇場版最新作『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』(公開中)の公開記念聖地新宿舞台挨拶が9月9日、TOHOシネマズ新宿にて開催。神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、玄田哲章、沢城みゆき、堀内賢雄、こだま兼嗣総監督が登壇した。

【写真を見る】舞台挨拶にキャスト・総監督が集結!熱狂の模様をレポート
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本作は、1985年に北条司が「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始した「シティーハンター」の劇場版最新作。無類の女好きにして伝説の始末屋(スイーパー)、冴羽リョウの過去、そしてパートナーであった槇村秀幸の死の核心に迫る物語を描く。

今作の見どころを聞かれた玄田は、上映を待つ観客に「皆さん期待していてくださいよ。これからご覧になるんですから。わくわく感いっぱいの内容がぎっしり詰まっています」とコメント。続けて「決して、うら、うら、裏切りません」と若干言葉に詰まりながら言うと、キャストからは「なんで最初に玄田さんに聞いたの!」と司会へツッコミが飛び、玄田も「だってびっくりしたんだもん(笑)」と苦笑した。

玄田哲章は本作への期待を力強く呼びかける
玄田哲章は本作への期待を力強く呼びかける

また玄田は「オープニングから期待してください」「なにが出てくるかお楽しみでございます」と本作のオープニングをアピール。一龍斎は「伊倉ちゃんと神谷さんの、パワフルな変幻自在のお芝居、そのものになりきっているのはもちろんでございますけど、その陰で私は色っぽいところをちょろっとやろうと思ったら、今回はいっぱい美女が出てきて、もう敵わない(笑)」と言いつつ、「その辺の色っぽさ加減の共演も楽しんでいただきたいと思います」と呼びかけた。

さらに伊倉も「1秒も見逃せない。始まって5秒で『おっ』てなります。で、30秒くらいすると『お〜』って笑いながら手を叩きたくなると思います」と予告。次に「私がこれを見て一番感じたのは、最後の『Get Wild』の聞こえ方が、ちょっといままでとは違う感じの『Get Wild』に聞こえて、皆さんにはどんな風に聞こえるのかしら?というのが興味のあるところです」と口にした。

本作の見どころを語る伊倉一恵
本作の見どころを語る伊倉一恵


そして神谷は「今回の作品はいつにも増してギャグからシリアスまで振り幅が大変大きくなっております。その分お楽しみいただけると思います」としたうえで、「前作(『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』)をやりまして、『俺を呼んだのは君だろ』と今回の作品でも言いたかったんです。ところがシナリオにない。スタッフにお願いしました。『言わせて』って。探してください。言っております」と決め台詞に注目するよう伝えた。

今回の舞台挨拶には、主題歌を手掛けるTM NETWORKのメンバーからもコメントが寄せられた。宇都宮隆は「劇場公開おめでとうございます。世界に誇れる『シティハンター』の最新作に参加できて本当に嬉しいです。試写会で拝見して、鳥肌立ちました。笑ったり泣いたり。僕たちもちらっと出演していて驚きました。どこに出ているか探してみてくださいね」と自身らの出演シーンを匂わせた。

木根尚登は「とても感動しましたし、今度はぜひ映画館で見たいと思いました。TM3人での曲の制作はデビュー当時に戻ったような楽しい時間が多かったです。僕らは9月7日に全国ツアーをスタートしました。ツアーと映画を両方見て楽しんでほしい」とメッセージ。

小室哲哉は「『シティーハンター』という大きなエンタテインメントに対して、叡智を出し尽くし楽曲制作に集中しました。挿入曲『アンジー』はこの曲ほどストーリーの深い意味を音楽で表現できたことはないのではととても満足した楽曲に仕上がったと思います」とつづった。

神谷明は「この後もまだまだ続けたい」とシリーズ継続に意欲!
神谷明は「この後もまだまだ続けたい」とシリーズ継続に意欲!

最後にキャスト・総監督による鏡開きが行われた後、神谷は「『シティーハンター』がここまで続けてこられたのも、たくさんの方の応援があったからこそでございます。僕たちはこの後もまだまだ続けたいと思っております。どうぞなお一層のご支援を賜りたいと存じます」とシリーズ継続への意気込みを見せ、イベントは大盛況の内に終了した。

※冴羽リョウの「リョウ」はけものへんに「尞」

取材・文/山田健史

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