冴羽リョウの原点に迫る“最終章”『劇場版シティーハンター 天使の涙』が初登場1位に!

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冴羽リョウの原点に迫る“最終章”『劇場版シティーハンター 天使の涙』が初登場1位に!

9月8日から9月10日までの全国映画動員ランキングが発表。1985年に週刊少年ジャンプで連載がスタートした北条司の人気マンガを原作としたアニメ「シティーハンター」の劇場版最新作『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』(公開中)が、見事に初登場で首位を獲得した。

リョウが過去の因縁と対峙!「シティーハンター」最終章が首位発進

【写真を見る】初日から3日間で動員21万人を突破!『劇場版シティーハンター 天使の涙』
【写真を見る】初日から3日間で動員21万人を突破!『劇場版シティーハンター 天使の涙』[c]北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」製作委員会

前作『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』(19)で約20年ぶりに復活を果たした「シティーハンター」。4年ぶりの最新作にして“最終章”となる本作では、主人公の冴羽リョウのかつての相棒を死に追いやった“エンジェルダスト”に関する物語と、リョウの過去と原点、そして宿命の対決へと臨む姿が展開していく。

初日から3日間での成績は、観客動員21万1000人、興行収入は3億2500万円を記録。最終興収15.3億円を記録した前作に匹敵するオープニングを飾り、シリーズの根強い人気を示した。

2位となった『ホーンテッドマンション』は、首位に迫る好成績をキープ
2位となった『ホーンテッドマンション』は、首位に迫る好成績をキープ[c]2023 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

2位には前週1位スタートを切った『ホーンテッドマンション』(公開中)がランクイン。こちらは週末3日間で動員20万3000人、興収3億500万円と、1位に迫る好成績をキープ。累計成績では動員68万人、興収10億円を突破。また、前週に続いて3位となった『こんにちは、母さん』(公開中)も週末3日間で動員8万5000人、興収1億600万円を記録し、累計成績は動員41万人、興収5億円となっている。

橋本環奈×重岡大毅が“Jホラーの巨匠”とタッグ!

「リング」シリーズや「スマホを落としただけなのに」シリーズ、そして『事故物件 恐い間取り』(20)と、様々な恐怖を世に放ってきた“Jホラーの巨匠”中田秀夫監督が、橋本環奈とジャニーズWESTの重岡大毅を主演に迎えた最新作『禁じられた遊び』(公開中)は5位に初登場。

“Jホラーの巨匠”が放つ体感型ホラーエンタメ『禁じられた遊び』も初登場!
“Jホラーの巨匠”が放つ体感型ホラーエンタメ『禁じられた遊び』も初登場![c]2023映画『禁じられた遊び』製作委員会


6位には公開9週目を迎えたスタジオジブリ作品『君たちはどう生きるか』(公開中)がランクイン。累計興収80億円に迫っている同作は、すでに日本歴代興収ランキングの第84位に浮上。宮崎駿監督作品は『もののけ姫』(97)以降のすべての作品が同ランキングの100位以内に名を連ねたことになる。

そして公開7週目を迎え、7位となった『キングダム 運命の炎』(公開中)は累計興収51億円を突破。シリーズ3作連続で興収50億円の大台を超え、前作『キングダム2 遥かなる大地へ』(22)の最終興収51.6億円をまもなく抜き去ることだろう。

『キングダム 運命の炎』はシリーズ3作連続の興収50億円突破を達成!
『キングダム 運命の炎』はシリーズ3作連続の興収50億円突破を達成![c]原泰久/集英社 [c]2023映画「キングダム」製作委員会

以下は、1~10位までのランキング(9月8日〜9月10日)

1位『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
2位『ホーンテッドマンション』
3位『こんにちは、母さん』
4位『MEG ザ・モンスターズ2』
5位『禁じられた遊び』
6位『君たちはどう生きるか』
7位『キングダム 運命の炎』
8位『マイ・エレメント』
9位『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
10位『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦〜とべとべ手巻き寿司〜』

今週は、菅田将暉主演の人気ドラマの劇場版『ミステリと言う勿れ』(9月15日公開)や、ケネス・ブラナー監督&主演による「名探偵ポアロ」シリーズの第3弾『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(9月15日公開)、「プリキュア」シリーズ放送20周年を記念して製作された『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』(9月15日公開)、岡田麿里とMAPPAがタッグを組んだ長編アニメーション『アリスとテレスのまぼろし工場』(9月15日公開)などが公開を控えている。

文/久保田 和馬

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