第28回釜山国際映画祭出品決定!宮沢りえ主演『月』衝撃の予告編映像|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
第28回釜山国際映画祭出品決定!宮沢りえ主演『月』衝撃の予告編映像

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第28回釜山国際映画祭出品決定!宮沢りえ主演『月』衝撃の予告編映像

104日(水)から13日(金)の日程で開催予定の第28回釜山国際映画祭、ジソク部門に出品されることが決定している宮沢りえ主演作『月』。10月13日(金)より公開される本作より、このたび予告編映像が解禁となった。

【写真を見る】磯村勇斗演じるさとくんが選択した衝撃的な行動はどのような結末へ繋がっていくのか?
【写真を見る】磯村勇斗演じるさとくんが選択した衝撃的な行動はどのような結末へ繋がっていくのか?[c]2023『月』製作委員会

辺見庸の同名小説を、石井裕也の脚本、監督で映画化する本作。実際の障がい者殺傷事件をモチーフに、事件を生みだした社会的背景と人間存在の深部を描く小説を独自に再構成した。オダギリジョー、磯村勇斗、二階堂ふみら豪華俳優陣が共演する。

今回解禁されたのは、重度障がい者施設の日常からはじまる予告編映像。新たな命を宿した主人公の洋子(宮沢)と、「2人で頑張ろう!」と胸を張る夫の昌平(オダギリ)が新生活に向けて歩みだす姿が映しだされていく。しかし「知ってる?施設は森の中にあるの。隠されているのよ。本当は誰も現実を見たくないからでしょ」という陽子(二階堂)の言葉から、不穏な空気が漂いはじめる。洋子が見た障害者施設にあったのは、暴力と虐待という現実だった。次第に疲弊していく洋子に声をかけるさとくん(磯村)。「変えたほうがよくないですか?」と真っ直ぐに洋子を見つめ、衝撃的な行動に出るさとくんと、とり乱しながらも「私はあなたを絶対に認めない」と人を傷つけることに対して否定する洋子の「いのち」をめぐる戦いが展開していく。


目を背けたくなるが目が離せない衝撃の描写の先にどのような結末が待ち受けているのだろうか?本作が社会に問う問題提起をぜひ劇場で受け止めて欲しい。

文/鈴木レイヤ

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