恐怖のシスターが宣伝マンに!『死霊館のシスター 呪いの秘密』公開前に劇場を訪問、場内清掃も
ジェームズ・ワンが贈る「死霊館」「アナベル」シリーズ最新作となる映画『死霊館のシスター 呪いの秘密』(10月13日公開)より、ヴァラクが宣伝マンとなり、モブシスター2体、ペニーワイズとともに、新宿ピカデリーを訪問した。
シリーズの前日譚を描いた『死霊館のシスター』(18)の続編となる本作では、神父殺人事件の調査に乗り出したシスターのアイリーン(タイッサ・ファーミガ)が、悪の元凶である恐怖のシスター、ヴァラクと対峙するさまを描く。全米ナンバーワン大ヒットを記録し、オープニング全世界興行収入は124億円を突破。公開を控える日本ではヴァラクが宣伝マンとなり、ファンに向けて新作をアピールした。
劇場訪問前には“宣伝マンヴァラク”としての意気込みを「世界で数多の人間たちを呪ってきた自分に憑けないものなどない。ここ日本でも人間に取り憑いて、恐怖に陥れるつもりだ。まずは手始めに多くの人間が集まるという東京の新宿から勢力を拡大することにした。アメリカではNo.1を取った。自信はある。」と語っていたシスターのヴァラク。まずは、モブシスター2体と、ペニーワイズと共に劇場入り口でチラシやポストカードを配布した。
ヴァラクご一行のお出迎えに戸惑いや驚きの表情を浮かべ、最初は少し離れたところから見学する来館者も多かったが、次第に人だかりが。気づけばチラシやポストカードを配り、SNS&劇場にて実施中の「【#シスターヴァラク降臨】豪華プレゼントキャンペーン」を紹介するヴァラクご一行と記念撮影を希望する来館者の列ができていた。
ロビーでの宣伝活動後には、場内で清掃のお手伝いも行った。思いのほか手際もよく、自然と役割分担を決めて、場内を綺麗に仕上げたヴァラクご一行。支配人からOKが出るとホッとした表情を浮かべ、お互いを労っていた。場内清掃後には、スクリーンの大きさや座席の座り心地をチェック。さらに日本のポップコーンも試食して、観客気分を味わっていた。
劇場訪問の感想を尋ねると「まさかこんなにも日本人が呪いに耐性があるとは思わなかった。どうやらいま、日本では指の形をした呪物が世間を騒がせていると聞いたが、私もアナベル人形などの呪いの元凶として負けるわけにはいかない。取り憑くまで絶対に帰らないと決めた。これからも日本のどこかに現れるだろう」との回答が。今後は日本でシスターヴァラク旋風を巻き起こすべく、日本のあちこちで目撃されるかもしれない。
取材・文/タナカシノブ