『ミステリと言う勿れ』が2週連続でナンバーワンに!累計興収は早くも20億円を突破
9月22日から9月24日までの全国映画動員ランキングが発表。前週に初日から4日間で興行収入11億円を突破するロケットスタートを飾った『ミステリと言う勿れ』(公開中)が、2週連続で首位に輝いた。
『ジョン・ウィック』最新作、シリーズ最高のスタートで2位に初登場!
『ミステリと言う勿れ』の公開2週目の週末3日間成績は観客動員37万2000人、興収5億2100万円と、初週末と比較してどちらも61%の数字をキープ。公開10日間の累計成績では早くも動員149万人、興収20億円を突破しており、今後どこまで数字を伸ばしていけるのか注目が集まるところ。
2位に初登場したのは、キアヌ・リーヴス主演のアクションシリーズ第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(公開中)。初日から3日間で動員18万9000人、興収3億200万円という成績は、前作『ジョン・ウィック パラベラム』(19)の初日から3日間対比166%。世界中でシリーズを重ねるごとに右肩上がりの興収を記録している本シリーズは、日本でも幸先の良いスタートを切ったようだ。
『劇場版アイドリッシュセブン』が18週ぶりのトップ5入り!
前週2位に初登場した『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』(公開中)は週末3日間で動員15万9000人、興収1億9900万円を記録し3位に。累計成績は動員69万3000人、興収8億4700万円となっている。また、4位の『ホーンテッドマンション』(公開中)も好調をキープしており、累計で動員114万人、興収16億8000万円を突破している。
そして5位には、公開19週目を迎えた『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』(公開中)が7週ぶりにトップテンに返り咲き。これは9月23日から9月28日(木)まで“千秋楽ウィーク”と題して上映館を再拡大し、入場者プレゼントの配布を行なったことなどがランクアップにつながったようで、トップ5入りは5月の公開初週末以来18週ぶり2度目のこと。
また、公開11週目を迎えた『君たちはどう生きるか』(公開中)は累計で動員553万人、興収82億5000万円を突破し、『シン・ゴジラ』(16)と並び日本歴代興収ランキングの75位まで浮上。往年の人気アメリカンコミックを新たなスタイルでアニメーション映画化した『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(公開中)は、惜しくも11位からのスタートとなった。
以下は、1~10位までのランキング(9月22日〜9月24日)
1位『ミステリと言う勿れ』
2位『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
3位『映画プリキュアオールスターズF(エフ)』
4位『ホーンテッドマンション』
5位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』
6位『グランツーリスモ』
7位『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
8位『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』
9位『君たちはどう生きるか』
10位『キングダム 運命の炎』
今週末は、安藤サクラと山田涼介が共演したクライムサスペンス『BAD LANDS バッド・ランズ』(9月29日公開)、大沢たかおが主演とプロデューサーを兼任し、かわぐちかいじの同名コミックを実写映画化した『沈黙の艦隊』(9月29日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬