ギャレス・エドワーズ監督、堀越麗禾の着物姿に笑顔!映画『ザ・クリエイター/創造者』ジャパンプレミアで日本好きをアピール

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ギャレス・エドワーズ監督、堀越麗禾の着物姿に笑顔!映画『ザ・クリエイター/創造者』ジャパンプレミアで日本好きをアピール

SFアクション映画『ザ・クリエイター/創造者』(10月20日公開)のジャパンプレミアが10月17日、TOHOシネマズ新宿にて開催され、ギャレス・エドワーズ監督と日本語吹替版で超進化型AIの少女、アルフィーの声を担当した堀越麗禾が出席した。

【写真を見る】「“KEN WATANABE”の名前に注目して!」と笑顔でキャストの名前入りTシャツを見せるエドワーズ監督
【写真を見る】「“KEN WATANABE”の名前に注目して!」と笑顔でキャストの名前入りTシャツを見せるエドワーズ監督

本作は、近未来を舞台に人類に反旗を翻したAIとの戦争を通じて、人間とAIの“未来像”を示す物語。監督は『GODZILLA ゴジラ』(14)、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)のギャレス・エドワーズ。主演は『TENET テネット』(20)のジョン・デヴィッド・ワシントンが務め、渡辺謙もメインキャストとして出演している。

艶やかな着物姿で登場した堀越麗禾
艶やかな着物姿で登場した堀越麗禾

エドワーズ監督は、本作の出演キャストの名前が入ったTシャツを身につけて登場。「ストでキャストが来日できないので、Tシャツに名前を入れてきました。特に“KEN WATANABE”の名前に注目して!」と笑顔で呼びかけると、会場は大きな拍手に包まれた。日本が大好きだというエドワーズ監督は、「この作品は日本へのラブレターでもあります。23年前にある(日本)映画のクリップを見て心惹かれました。その映画のタイトルは『子連れ狼』。年を重ねた侍と子どもの関係性がとても魅力的だと思い、いつかSFを舞台にこの関係性を描きたいと思っていました。それが結実したのがこの映画です」とニッコリ。1980年代、90年代の日本作品からインスピレーションを受けていると強調し、「一番すてきだと思ったのは日本が描く未来像。そこを象徴して描いた作品になりました」と胸を張っていた。

プレゼントの扇子を手に美しい舞も披露
プレゼントの扇子を手に美しい舞も披露

艶やかな着物姿で登場した堀越は、本作で実写の吹き替えに初挑戦した。「人が演じた上に自分の声が入るのがすごく不思議でした。大丈夫かな?という心配もあったけれど、みなさんが優しくしてくれたので、楽しいアフレコになりました」と収録を振り返り、キャラクターがどのような気持ちでセリフを言っているのか、たくさん想像しながら声を入れたとも語っていた。

イベント前に映画に登場したスポットをバスツアーで回ったそう
イベント前に映画に登場したスポットをバスツアーで回ったそう

日本語吹き替え版のトレーラーで観たというエドワーズ監督が「この映画は日本語で聞いた方がいい作品かもしれません。麗禾さんの声はとてもすばらしくて、作品にぴったりでした」と絶賛。イベント前に映画に出てくるスポットをバスツアーで廻ったことに触れ、「いいスポットもいくつか見つけたので、次回作では麗禾さんにも出演してもらいたいという話もしました」とエドワーズ監督がラブコールを送ったことを明かすと、堀越は「とてもうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。


”謙ドロイド”に目線の指示を出しすエドワーズ監督
”謙ドロイド”に目線の指示を出しすエドワーズ監督

イベントには、渡辺演じるキャラクターを再現した“謙ドロイド”も登場。あまりにもリアルな仕上がりに少々困惑気味の堀越だったが「映画で観たのとすごく似ています。すごいです」とコメント。エドワーズ監督は「僕が冴えない演出をした時に見せる表情に似ています(笑)」とジョークを飛ばし笑いを誘う。常に新しいことをしたいというエドワーズ監督は、同じ役者と再び映画を撮ることは普段はあまりなく、今回も渡辺の顔がチラついたものの、他のキャストを検討していたという。「レンズ越しに彼を観た時に、完璧なはまり役だと思いました。感情や思考のプロセスが表現できるすばらしい役者です!」と大絶賛し、今回の起用は大正解だったと満足の表情を浮かべていた。

取材・文/タナカシノブ

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