『屋根裏のラジャー』追加キャストは声優初挑戦の寺尾聰&『メアリと魔女の花』の杉咲花に決定!
イギリスの詩人、作家の A.F.ハロルドの「The Imaginary」を原作に、誰にも見えない少年ラジャーが繰り広げる大冒険を描いたスタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』(12月15日公開)。このたび、物語のカギを握る重要なキャラクターの声優を務めるキャストが解禁となった。
誰にも見ることの出来ない想像上の友だち“イマジナリ“の物語を描く本作。少女アマンダ(声:鈴木梨央)の想像から生まれたラジャー(声:寺田心)は、人間に忘れられると消えてしまうという、イマジナリを待ち受ける運命を知ってしまう。絶体絶命に陥ったラジャーは、かつて人間に忘れられた想像たちが暮らす“イマジナリの町“に辿り着く。
今回、新たに寺尾聰と杉咲花が本作へ参加することが明らかに。『雨あがる』(00)、『半落ち』(04)で日本アカデミー賞最優秀男優賞を受賞し、歌手としても活躍する寺尾は、アニメーション映画への参加は初。「アニメーションの中のキャラクターに命を与えられるかどうかとても責任重大で、難しくて怖がってこれまでアフレコのお仕事は一切やってこなかった」と語る寺尾が、本作に惚れ込みオファーを快諾。物語をけん引する重要なキャラクターとなる、イマジナリの老犬の声優を務める。さらに『メアリと魔女の花』(17)でヒロイン、メアリの声優を担当した杉咲が、7年ぶりにスタジオポノック作品へと参戦。杉咲は本作への出演に際し、「大胆さと線の細さのどちらもを心に、まだ行ったことのない魅力的な惑星のなかへ、えいやっ と踏みだしていくような時間でした。参加することができて嬉しかったですし、一人の観客としてもとても楽しみです」とコメントを寄せている。
ラジャーが織り成す、現実と想像を超えた大冒険を圧倒的なアニメーションで描きだす本作。本作の公開を楽しみに待ちたい!