生田絵梨花、映画『ウィッシュ』で夢を叶える!本国ディズニーも「完璧」と歌声に太鼓判
ディズニー創立100周年記念作品、映画『ウィッシュ』(12月15日公開)で主人公アーシャの声を担当する生田絵梨花が10月30日、品川インターシティホールにて開催された劇中歌「ウィッシュ〜この願い〜」お披露目イベントに登場し、美しい歌声を披露した。
ディズニー作品の声優を務めるのが夢だったという大のディズニー好きの生田は、エスニックテイストを取り入れたパープルのふわふわドレスで登場し、豪華なセットのなかで美声を響かせた。「(ステージに)出る直前までは心臓がバクバクしていました。緊張も不安もあるけれど、アーシャもそんな気持ちを抱えたのかなと思うと踏ん張れたし、歌いながらどんどん歌詞や楽曲に励まされて。背中を押されながら歌っている感覚がありました」と無事歌唱が終わりホッとした様子。MCから生田の歌声について「技術もバランスも素晴らしい。アーシャの気持ちを汲み取っていて完璧です」と、本国からのコメントを伝えられると、「歌う前に言われなくてよかったです」と照れながらも「おこがましいくらい光栄です!」と喜びを言葉にした。
初歌唱への思いを改めて訊かれると「リアルに抱いている緊張や不安も、あえて消そうとはせずに、楽曲にのせられたらいいなと思っていました」と微笑み、自分が踏ん張って歌うことで、誰かが願いを持って進んでみようと思ってくれたら、という“願い”も込めて歌ったとも話していた。
初めてのディズニー体験は「0歳の時。パリのディズニーランドです」とニッコリ。「ドイツ生まれなので、0歳くらいの時から行っていたみたいです」と笑顔で明かす。「『ダンボ』や『不思議の国のアリス』などいろいろな作品に触れましたが、『シンデレラ』がお気に入りだったようで、プリンセスになって遊んでいました」と幼少期の好きなキャラクターがシンデレラだったことを明かし、「だんだん変化していく様子に憧れを抱いていたのだと思います」と惹かれた理由にも触れた。
映画のタイトルにちなみ、いまの“願い”を訊かれた生田はしばらく考えて「ミョウガを食べられるようになりたいです!」と照れ笑い。好き嫌いはほとんどないらしく「ミョウガを克服できたらコンプリートなので!」と語る生田に「星に願ってみてはいかがでしょうか?」とMCから促されると、「星にミョウガ…いいのかな」と苦笑いしながらも「願ってみます!」と宣言し、笑いを誘う場面もあった。
取材・文/タナカシノブ