津田健次郎演じる気弱なハンターの恋の行方は?『スラムドッグス』ワンコの復讐仲間が出会う吹替え本編映像

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津田健次郎演じる気弱なハンターの恋の行方は?『スラムドッグス』ワンコの復讐仲間が出会う吹替え本編映像

「テッド」のユニバーサル・スタジオが贈る最新作『スラムドッグス』が11月17日(金)より公開される。このたび、主人公と共に“仁義なき復讐“に繰りだす仲間たちが出会う公園のシーンを切り取った吹替え本編映像が解禁された。

犬が主役の映画といえば、感動的なストーリーが王道だが、本作はそんな定説を大きく裏切る大人向けのペットコメディ。プロデューサーを務めるのは『スパイダーマン:スパイダーバース』(19)や『LEGO(R) ムービー』(14)のフィル・ロード&クリストファー・ミラー。主人公となる犬たちのボイスキャストを、「俺たち」シリーズのウィル・フェレル、アカデミー賞俳優のジェイミー・フォックス、『グランド・イリュージョン』(13)のアイラ・フィッシャー、「アントマン」シリーズのランドール・パークらが務めている。

解禁されたのは、クズ飼い主に裏切られた復讐に燃えるかわいそうな犬のレジー(声:秋山⻯次)が、彼の救世主となる“野良犬”界のカリスマ、バグ(声:森久保祥太郎)に連れられ、犬たちが集まる公園へ遊びに行くシーンだ。

毛並みが美しく気品あふれるマギー(声:マギー)と、心も体も大きいが過去にトラウマを持つ敏腕メンタリスト犬のハンター(声:津田健次郎)を紹介するためにやってきたバグは、「負け犬ども聞け。俺は新しいダチを紹介してやるんだ!レジ―だ。捨て犬ほやほや」と、2匹に意気揚々と紹介する。“捨てられた”という部分に同情しながら「あら、お気の毒に。(バグの)仲間入りね」、「そうか、かわいそうに。合意の上かい?」と慰めるマギーとハンターだが、その心配をよそに「そうじゃなくて、ゲームしてるんだ」と返し、飼い主のダグを信じるピュアなレジ―は、まだ捨てられた事実に気付いていない様子。

このシーンで初登場となる、今回日本では偶然にも同じ名前のモデル、マギーが吹替え声優を担当するマギーは美人で賢いオーストラリアン・シェパードだ。飼い主ジェナが新しいペットとしてヨークシャー・テリアの子犬を手に入れたことで、愛情が自分に向かなくなっていることが最近のストレス。また、密かにハンターに恋心を抱くなかで、自分の家庭的な一面と野性的な一面の間で揺れ動いている。字幕版で吹替え声優を務めるアイラ・フィッシャーはマギーの性格について、「神経質な雄犬たちに囲まれながらも、仲間内での自分の価値を知っている。そんなところが大好きです。彼女は堂々としており、勇敢で、信じることのために戦うことを厭いません。犬であろうとなかろうと、これ以上のお手本はいないと思いますし、彼女の声を担当できたことを誇りに思っています」とその魅力を語る。

そんなマギーが恋心を抱くグレート・デーンのハンターの吹替え声優を務めるのは、唯一無二のダンディなビジュアルとイケボで、声優としても俳優としても絶大な人気を誇る津田。警察犬学校を落第したあと、常に感じる不安に対応するためにエリザベスカラーを装着するようになったハンターは、現在老人ホームでセラピードッグとして働いている。自分のアソコの大きさを小型犬に注目され、いつも恥ずかしがっている彼が唯一執着するのは、片想いだと信じ切っているマギーに対する気持ちだけ。


今回解禁された映像でも小型犬にナメられ続けるほど気の弱いハンターだが、この復讐珍道中を通しどう成長していくのか?また、復讐珍道中の裏で、実は両想いのマギーとハンターの恋の行方はどうなるのか?ぜひその結末を劇場で確かめたい!

文/山崎伸子

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