北野武監督最新作『首』圧巻のバイオレンス描写で描かれるファイナル予告到着!
北野武が構想に30年もの歳月を費やした戦国スペクタクル大作『首』(11月23日公開)。このたび、容赦ないバイオレンス描写が映しだされたファイナル予告が解禁となった。
『HANA-BI』(98)、『座頭市』(03)、「アウトレイジ」などを生みだした北野監督の6年ぶりの最新作となる本作。“本能寺の変“を題材に、武将をはじめ、百姓、芸人といった様々な者の野心が渦巻く跡目争いを描く。北野自らが本能寺の変を謀る羽柴秀吉を演じ、織田信長に複雑な感情を抱く明智光秀を西島秀俊が演じる。狂乱の天下人、織田信長を加瀬亮が怪演し、浅野忠信と大森南朋がそれぞれ秀吉を支える軍師、黒田官兵衛と弟の羽柴秀長に扮する。さらには、北野組に初参戦となる中村獅童が秀吉に憧れる百姓、難波茂助を演じるほか、木村祐一、遠藤憲一、桐谷健太、小林薫、岸部一徳らが集結した。
今回解禁となったのは、狂人揃いの登場人物たちによる信長の“首“を巡る戦いを捉えたファイナル予告。秀吉の「さっさと死ねよ!」という叫びで幕を開けると、「威風堂々」の音楽に乗せて男たちが次々と血祭りにあげられていく。登場するのは、己の欲望が赴くまま、本性を剥きだしにした狂人たち。首を手に入れ、成り上がろうと、武将、百姓、芸人といった身分の違う男たちが容赦なく邪魔者を消していく。そして最後は秀吉の「どうせお前、死ぬけどな」と、登場人物たちの“死”を予感させるような一言で締めくくられた。
己の欲望を叶えようとする男たちの野望や裏切りを壮大なスケールで描く本作。はたして彼らに待ち受ける運命はどのようなものなのだろうか?ぜひスクリーンで見届けたい。
文/サンクレイオ翼
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