マーベル初の本格ミステリー・サスペンス！『マダム・ウェブ』2024年公開決定

「スパイダーマン」シリーズのソニー・ピクチャーズが贈るマーベル最新作『マダム・ウェブ』が2024年に公開されることが決定。このたび、初映像となる予告映像が世界一斉解禁となった。

原作コミック内において、未来予知やテレパシーによってスパイダーマンを救う重要なキャラクターとして登場したマダム・ウェブ。フィジカルな特殊能力をもつほかのヒーローとは一線を画した存在として注目を集める彼女を、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズや『サスペリア』(19)のダコタ・ジョンソンが演じる。

さらに「ユーフォリア/EUPHORIA」で大ブレイクした シドニー・スウィーニー、「ゴーストバスターズ」シリーズに出演するセレステ・オコナー、『トランスフォーマー／最後の騎士王』(17)のイザベラ・メルセド、『モーリタニアン 黒塗りの記録』(21)や 『ナポレオン』(12月1日公開)のタハール・ラヒム、「アメリカン・ホラー・ストーリー」シリーズのエマ・ロバーツ、「セヴェランス」のアダム・スコットら豪華俳優が集結。そして「Marvel／ジェシカ・ジョーンズ」、「コラテラル 真実の行方」の S・J・クラークソンがメガホンをとった。

今回解禁となった予告映像に登場するのは、マダム・ウェブの若かりし姿。ニューヨークで救命士として懸命に人命救助に勤しむキャシー(のちのマダム・ウェブ)は、生死をさまよう事故によって“未来予知“能力を手に入れる。突然覚醒した能力に困惑しながらも、キャシーは自身の力が未来予知だけでなく、自分の意思で未来を変えることができるものだと知る。そんなある日キャシーは、偶然出会った3人の少女が、黒いマスクとスーツに身を包んだ謎の男に殺される未来を目撃してしまう。

またあわせて主演のダコタとクラークソン監督がキャラクターについて語る特別映像も公開された。「知性こそがマダム・ウェブのスーパーパワー」だと断言するダコタ。クラークソン監督も、スパイダーマンや、ヴェノムと違い、「マダム・ウェブのパワーは目に見えないもの」と語る。突然開花した予知能力をキャシー自身も最初は信じられずにいるが、監督は「全ての運命が彼女から始まる」と意味深なコメントを残している。

スパイダーマンの協力者マダム・ウェブの誕生を描く本作。はたして彼女の出生にはどのような秘密が隠されているのか？なぜ黒いマスクとスーツの男は少女たちに襲いかかるのか？マーベル初の本格ミステリー・サスペンスに期待が高まる。

文/サンクレイオ翼