衝撃的なセリフ連発!『怪物の木こり』亀梨和也らキャスト陣が語るキャラクター紹介PV
「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したサスペンスを実写映画化する『怪物の木こり』(12月1日公開)。今回、本作の豪華キャスト陣が語る、キャラクター紹介PVが解禁となった。
2019年に第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した倉井眉介の小説「怪物の木こり」を実写映画化する本作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件のターゲットとして狙われた、亀梨和也演じるサイコパス弁護士、二宮彰の物語が描かれる。犯人をも凌駕する狂気のサイコパス弁護士と犯人、そして警察と、追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なストーリーが展開。監督を務めるのは三池崇史。主演の亀梨のほか、警視庁のプロファイラーである戸城嵐子役で菜々緒、二宮の婚約者である荷見映美役で吉岡里帆ほか、染谷将太、中村獅童、渋川清彦ら豪華キャスト陣が出演する。本作は、10月5日から10月15日にスペインのシッチェスで開催された「第56回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭」に2部門で出品され、当地でのワールドプレミアには主演の亀梨と三池監督が登場した。
今回解禁されたキャラクター紹介PVは、冒頭、二宮が「あなたはどう思いますか?」と意味深に観る者に問いかける映像から始まり、劇中の衝撃的なセリフの数々とともに、それぞれのキャラクターが持つサイコパス的要素にフォーカス、キャスト陣が自身の役どころについて語ったもの。本作を鑑賞した染谷が「サイコパスに泣かされるとは」とコメントする様子や、先日スペインで開催されたシッチェス国際映画祭のワールドプレミアで観客から拍手が起こった様子も納められており、衝撃のラストへの期待が高まるPVとなっている。二宮を演じた亀梨は「一言では片付かないですね。僕の役は本当にどこからどう見てもサイコパスな側面が感じられるキャラクターですね。まずは、車の前にあんな風に立てるということがもうね(笑)」とコメント。
戸城を演じた菜々緒は「いろいろなことに盲目的で、事件に執着するところというのは、ある意味サイコパス要素がすごくあるのではないかなと思っています」と、隠れたサイコパス要素について語っている。一方、荷見を演じた吉岡は「私の役はピュアでまっすぐ過ぎるサイコパスですかね。愛憎と言いますか、憎しみが出た瞬間から愛が増幅するというのは、映美がまっすぐすぎるがゆえのことだなと思いました」と分析。“快楽追求サイコパス”という真性のサイコパスである杉谷を演じた染谷は、「自分の役は欲求のまま生きる本当にシンプルなサイコパスですね。ピュアに演じることを心がけていましたが、直接的にサイコパスらしい描写が決して多くはなかったので、そのなかで『この人は裏では相当すごいことしているんだろうな』と観ている方の想像力をかきたてるにはどうしたらいいか、ということを意識しながら演じました」と明かした。
さらに、三池監督作品を数多く手がける遠藤浩二が担当したオリジナルサウンドトラックの詳細も解禁。11月24日(金)からデジタル先行配信、12月6日(水)に発売開始となることが明らかになった。スリリングで緊迫感あふれる音楽となっており、映画を観る前と観た後、どちらで手にとっても楽しめる仕上がりとなっている。
本作のラストにはどのような結末が待ち受けているのだろうか?キャラクターPV、オリジナルサウンドトラックを楽しみつつ、本作の公開を待ちたい。
文/鈴木レイヤ