国際ファンタスティック映画祭最高賞『VESPER/ヴェスパー』圧巻のVFXが垣間見える特報映像|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
国際ファンタスティック映画祭最高賞『VESPER/ヴェスパー』圧巻のVFXが垣間見える特報映像

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国際ファンタスティック映画祭最高賞『VESPER/ヴェスパー』圧巻のVFXが垣間見える特報映像

世界三大ファンタスティック映画祭の一つであるブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で最高賞(金鴉賞)を受賞したダークファンタジーSF映画『VESPER/ヴェスパー』が、2024年1月に日本公開されることが決定。あわせてキービジュアルと特報映像が解禁された。

【写真を見る】独創的かつ壮大な世界観を感じさせる『VESPER/ヴェスパー』のポスタービジュアル
【写真を見る】独創的かつ壮大な世界観を感じさせる『VESPER/ヴェスパー』のポスタービジュアル[c]2022 Vesper - Natrix Natrix, Rumble Fish Productions, 10.80 Films, EV.L Prod

壮大なスケールと圧巻のVFXで描かれる壊れた地球と、絶望の世界にいても希望を捨てず、したたかに生き抜く少女ヴェスパー。ヨーロッパ発のインディペンデント映画ながら、独創的かつ魅力的な世界を生みだしたのは、才気あふれるクリエイターコンビ、クリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンペルだ。本作はブリュッセル国際映画祭で最高賞を受賞しただけでなく各国の映画祭を席巻、VARIETYの批評では「まばゆいばかりに洗練された未来のおとぎ話」とも評され注目を浴びている。

主演を務めたのはティム・バートンの『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』(16)、アカデミー賞受賞『博士と彼女のセオリー』(14)など、若くして名だたる作品に出演経験のある新鋭ラフィエラ・チャップマン。エディ・マーサン、リチャード・ブレイクといった実力派のキャスト陣を向こうに回して、タイトルにもなっているヴェスパー役を熱演したチャップマンは、今後ますますの活躍が期待されるライジングスターだ。

このたび、解禁となったポスタービジュアルは荒廃した大地に巨木のようにそびえる「城塞都市シタデル」の前でたたずむヴェスパーのバックショットが描かれており、その独創的かつ壮大な世界観を感じさせるものとなっている。さらに特報では、ヴェスパーを演じるチャップマンのイノセントな魅力と映像美の一旦を垣間見せ、作品への期待感を煽っている。


気鋭のクリエイターが描く唯一無二の世界観、そして躍動する新星の輝きを、ぜひ劇場でご覧いただきたい。

文/山崎伸子

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