橋本愛主演『熱のあとに』坂井真紀、木野花ら追加キャスト発表、公開日は2024年2月2日に

橋本愛が主演を務める山本英監督最新作『熱のあとに』の公開日が2024年2月2日(金)に決定。あわせて、本作のメインビジュアル、追加キャストが解禁となった。

2019年に起きた新宿ホスト殺人未遂事件から着想を得て生みだされたキャラクター、沙苗を橋本が演じる本作。愛したホスト、隼人を刺し殺そうとした過去を持つ沙苗の、振り切った愛し方を静謐な映像で描く。事件から6年が経ち、自分の過去を受け入れてくれる健太(仲野太賀)と結婚し、平穏な日常を送っていた沙苗。そんな矢先、彼女の前に謎の隣人、足立(木竜麻生)が登場。足立が抱える秘密、隼人の影に翻弄されながらも、沙苗が選んだ“愛し方”の結末が明らかになる。

今回解禁されたメインビジュアルは、沙苗と健太が湖畔に佇み、力強い眼差しでこちらを見つめる姿を切り取ったもの。物語の鍵を握る謎の隣人、足立のミステリアスな横顔も配置され、「その愛は、本物ですか？」という挑発的なコピーが印象的なビジュアルとなった。

また、山本監督の商業デビュー作を彩る追加キャストとして、坂井真紀、木野花、鳴海唯、水上恒司の出演が発表された。健太と沙苗の出会いのきっかけとなるお見合いに同席する沙苗の母親、多美子を坂井が、沙苗が通うメンタルクリニックのカウンセラーで、彼女の言葉を真摯に受け止める藤井を木野が演じる。さらに、林業に従事する健太の同僚である美紀を鳴海が演じ、沙苗が過去に殺そうとしたホストの隼人を水上が演じることが明らかになった。

沙苗が選ぶ愛し方とはどのようなものなのだろうか？第28回釜山国際映画祭ニューカレンツ部門でワールドプレミア上映され、第24回東京フィルメックスにて日本初上映された本作に期待が高まる。

文/鈴木レイヤ