マシュー・ヴォーン監督最新作『ARGYLLE/アーガイル』2024年に公開決定!予告編映像も
「キック・アス」、「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督の最新作『ARGYLLE/アーガイル』が2024年に全国公開されることが決定。あわせて、予告編映像が解禁となった。
ヴォーン監督が新たに放つスパイ映画となる本作。『マン・オブ・スティール』(13)のヘンリー・カヴィルをはじめ、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナらハリウッドの最前線で活躍する俳優から、『キングスマン』(14)でイカれた悪役を演じたサミュエル・L・ジャクソン、ポップ・スーパースターのデュア・リパらが参戦する。本年度アカデミー賞有力作の呼び声高い『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(公開中)を手がけたApple Original Filmsと、ヴォーン率いる製作会社MARVが手を組み、脚本を『ザ・メッセージ』(76)、『ワンダーウーマン』(17)のジェイソン・フュークスが手がけてる。
今回解禁となったのは、目に鮮やかで緩急自在の”マシュー・ヴォーン節”演出が炸裂する予告編映像。ゴールドドレスの女(リパ)とのゴージャスなダンスシーンから始まり、突如敵に取り囲まれながらも仲間の見事なアシストで窮地を脱したエージェント、アーガイル(カヴィル)の姿が映しだされる。オープニングから一気にオシャレでスピーディーな世界観に没入させる映像だが、それも束の間、この一幕が人気作家エリー・コンウェイ(ハワード)がその続きに悩んでいるスパイ小説「アーガイル」の一節だったことが明らかに。派手なフィクションの世界とは対照的に、キュートな愛猫アルフィーと過ごす生活に幸せを感じていたコンウェイだが、小説「アーガイル」の内容が現実のスパイ組織の行動を言い当てていることが発覚し、事態が一変。どういうわけか列車に乗りあわせた猫アレルギーのスパイ、エイデン(ロックウェル)と同行することになったコンウェイとアルフィーは、空想のはずだった世界とその身を狙われる現実との境界線が曖昧になり始めるなか、危険なミッションに身を投じていく。
スピーディーでエッジの効いたキレキレアクションの先には、どのような展開が待ち受けているのだろうか?本作の続報に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ