“地獄の扉”は2024年も開き続ける…第1作の4K版公開にあわせ「ヘルレイザー」続編3作品が緊急上映決定!
1980年代のホラー映画ブームの最後期に第1作が発表され、カルト的人気を集めながら現在に至るまで10作の続編、関連作が作られてきた「ヘルレイザー」シリーズ。その原点となる第1作が『ヘル・レイザー 4Kデジタルリマスター版』(12月8日公開)として復活するのにあわせ、その続編3作品も2024年1月12日(金)より劇場上映されることが緊急決定。このたび3作品それぞれのピンヘッドが並んだインパクト抜群のメインビジュアルが解禁された。
今回新たに上映が決定したのは、シリーズの生みの親であるクライヴ・バーカーが原作、製作総指揮として携わったシリーズ第2作から第4作までの3作品。『ヘルレイザー2:ヘルバウンド』(88)では、第1作で魔道士たちから逃れたカースティ(アシュレイ・ローレンス)が精神科病院に入院。彼女に降りかかる新たな惨劇が、幻想的かつ神秘的な映像世界で描かれていく。
続く『ヘルレイザー3:ヘル・オン・アース』(92)では舞台をアメリカ、ニューヨークに移し、新人テレビレポーターのジョーイ(テリー・ファレル)を主人公が直面する惨劇が展開。魔道士の新キャラクターが登場するほか、ピンヘッドの過去も明らかになる。そして『ヘルレイザー4:ブラッドライン』(96)では、宇宙を舞台に一気にスケールアップ。過去と現在、未来を行き来しながら、パズルボックス“ルマルシャンの箱”の誕生秘話が描かれる。
近年リブート版も配信されるなど、密かに再ブームを巻き起こしつつある「ヘルレイザー」シリーズ。劇場公開用映画として製作された4作品を一気にスクリーンで味わえるまたとない機会に、一度見たら決して忘れられないホラーアイコン、魔道士ピンヘッドが仕掛ける“地獄”をその目に焼き付けてみてはいかがだろうか。
文/久保田 和馬