3年ぶりに再タッグ！主題歌は菅田将暉の書き下ろし楽曲に決定『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』

“謎の感染症“によって日常を奪われた人々の過酷なサバイバルを濃厚な人間ドラマとともに描き人気を博した人気シリーズの劇場版『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』(2024年1月26日公開)。このたび、本作の主題歌を菅田将暉が担当することが明らかになった。

“ゴーレム(＝ゾンビ)”と呼ばれる恐ろしい化け物に支配された日本を舞台に、壮絶な人生を歩み続ける主人公、間宮響(竹内涼真)の死闘を描く本作。愛する恋人、小笠原来美(中条あやみ)との間に生まれた愛娘、ミライを連れ去られ、響は絶望の淵をさまよい続けていた。そんな彼に残された唯一の希望は、“ユートピア”と呼ばれる人類最後の希望の都市。そこにそびえ立つ“研究タワー“の最上階では、ゴーレムウイルスに対するワクチンの開発が行われていた。抗体ワクチン用の研究材料として捕らえられた娘を救おうと、響は研究タワーを登り始める。

今回、本作の主題歌が菅田将暉による書き下ろし楽曲「谺(こだま)する」に決定。菅田は、2021年に地上波で放送された「君と世界が終わる日に」Season1の主題歌「星を仰ぐ」を担当しており、過去に共演経験もあり、プライベートでも親交のある竹内と主演と主題歌アーティストとして初タッグを組んだことで話題を集めていた。そんなSeason1の放送終了から3年の月日を経て再びタッグを組むことに。“これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい“という製作陣からの依頼を受けた菅田が“製作スタッフの想いをそのまま表現したい”という気持ちで主題歌を書き下ろした。

大切な人に向ける気持ちを歌い上げたバラード曲であったSeason1の主題歌とは大きく印象を変え、「谺する」はダイナミックなギター音をメインにしたアップテンポな楽曲となっており、最後の希望である娘を探し突き進む響の生き様を表現するかのような、まさに響に捧げる主題歌に仕上がっている。今回楽曲のプロデュースにも携わった菅田は、「(響の)“はてしない愛情“に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いとともに、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画とともにスクリーンから飛びだして、心という心に降り注いでくれ」と熱いメッセージを残し、竹内は「菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聴いた時、この『谺する』という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、いままで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と語る。

また、楽曲製作依頼をした鈴木プロデューサーも「響に贈る最後の歌。主題歌のイメージがそう浮かんだ時、それに見合う方はSeason1でも主題歌を担当してくださった菅田将暉さんしか思い浮かびませんでした。きみセカの世界を深く理解し、“響の最期”というキーワードで、菅田さんがここまで熱く響く楽曲を作ってくださり感無量です」と絶賛のコメントを寄せている。

さらに、主題歌を使用した最新予告映像も合わせて解禁となった。「10年後、家族ができたりして…」と冗談交じりに話す響と来美が、幸せそうに将来のことを語り合う日常を描いたワンシーンから一変、ウイルスによって2人の幸せが奪われてしまう。大切な仲間も愛する人も失い、さらにはワクチンの研究材料として最愛の娘、ミライをも奪われた響は最後の戦いへと挑む決意を固める。“人類の未来“か“娘の命“という究極の選択を迫られながらも、響や仲間たちはそれぞれの想いを胸にシリーズ史上最大の敵に立ち向かっていく。力強い響の「生きろ」という言葉に重ねるように、主題歌が流れ、それぞれの“愛”を守ろうとする姿が映しだされていく。

また本作の公開を記念し、Season1～Season4の響の物語を一気見することができる、年末の地上波ダイジェスト放送が決定。Season2～4を含め連続4日間にわたり連続で地上波放送されるのは、今回が初となる。

熾烈な争いを繰り広げてきた、絶対に諦めない男こと響の最後にして最大の戦いを描く本作。はたして彼と仲間たちはミライを救うことが出来るのか？ぜひ劇場で見届けたい。