リュック・ベッソン監督最新作『DOGMAN ドッグマン』2024年3月8日に公開決定！

『レオン』(95)のリュック・ベッソンが、実際の事件に着想を得て脚本、監督を務めたバイオレンスアクション映画『DOGMAN ドッグマン』が2024年3月8日(金)より公開されることが決定。あわせて本作のポスタービジュアルが解禁となった。

2023年のヨーロピアン・フィルム・マーケットでお披露目され、同年第80回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門での上映では「リュック・ベッソン監督、完全復活！」、「ベッソンの最高傑作！」など絶賛の声を呼んだ本作。『グラン・ブルー』(88)、『ニキータ』(91)を経て、ハリウッド進出作『レオン』や『フィフス・エレメント』(97)などの名作を生みだし、「TAXi」シリーズ、「トランスポーター」シリーズなどではプロデューサーを務めるなど、映画ファンから絶大な信頼を誇るベッソンが原点回帰ともいえる、ダークでエッジの利いたエンタテインメント作品を完成させた。

主演には、『アンチヴァイラル』(13)で初主演をはたし、2018年には『ゲット・アウト』(17)、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(18)、『スリー・ビルボード』(18)と、出演した3作品がアカデミー賞ノミネートの快挙を成し遂げたケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。音楽にはベッソンの長編映画デビュー作『最後の闘い』(87)以降、ほとんどの作品を手掛けている盟友エリック・セラ、美術はユーグ・ティサンディエが集結した。

今回解禁となったのは、謎めいた存在感に引き込まれるポスタービジュアル。ジョーンズが演じる通称“ドッグマン”が慈愛に満ちた眼差しでこちらを見つめる表情が印象的だ。しかし、右目の上から頬にかけて傷とともに血がこびりつき、メイクは崩れてしまっている。さらにドッグマンの左に重ねてドーベルマンも登場。このドーベルマンを始め多くの犬たちが登場する本作だが、ドッグマンと彼らの関係性も気になるところ。激しい戦闘の香りと、彼の目的に興味がそそられる1枚となった。

また、12月8日(金)より、海外ポスタービジュアル版のムビチケ前売券(カード)が1600円(税込)で発売開始となる予定だ。ビジュアルのピンク色で目を引くタイトルの下には「規格外のダークヒーロー爆誕」とあるが、ドッグマンにいったいなにが起こるのだろうか？本作の公開を楽しみに待ちたい。

文/鈴木レイヤ