アリ・アスター監督が3年ぶりに来日!『ボーはおそれている』舞台挨拶付きのジャパンプレミアも開催
『へレディタリー/継承』(18)、『ミッドサマー』(20)のアリ・アスター監督の最新作で、『ジョーカー』(19)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスが主演を務める『ボーはおそれている』(2024年2月16日公開)。本作の公開に先立ち、アスター監督の来日が決定した。
主人公は日常の些細なことでも不安になる怖がりの男、ボー(フェニックス)。彼はある日、さっきまで電話で話していた母が突然怪死したことを知る。母の元へ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。現実か妄想か、悪夢なのか、次々に奇妙で予想外の出来事が起こる里帰りの道のりが描かれていく。
今回、2020年1月に初来日を果たしたアスター監督の3年ぶり2度目となる来日が決定。さらに、12月18日(月)には日本最速上映イベントとして、TOHOシネマズ日比谷にて監督の舞台挨拶付きジャパンプレミアが開催されることも決定した。ジャパンプレミアの上映チケットは、12月12日(火)0時より発売予定だ。また、イベント翌日の12月19日(火)には、前作『ミッドサマー』の上映とQ&Aも同劇場で開催される予定となっている。アスター監督は「『ボーはおそれている』の台本初稿は12年前に書きました。10年以上温めてきたので、一番のお気に入り作品で誇りに思っています。ボーの3時間の壮大な旅を、ぜひ劇場でお楽しみください!!」と喜びのコメントを発表した。
さらに、メルヘン満開な場面写真7点も一挙解禁。ゴージャスなシャンデリアやピンクのシーツに横たわって点滴を受けるボーや、デッキで呆然とした目線をどこかに送るボーが切り取られている。また、舞台装置のような世界や、天使が飛ぶかわいらしい風景のなかを歩くボーのほか、少年時代のボーが母親とデッキでくつろぐ様子など、まだ見ぬ“壮大な旅”への期待が高まる7枚となっている。
アスター監督が10年以上温めてきた本作では、どのような物語が展開するのだろうか?監督の来日と作品の公開を楽しみに待ちたい。
文/鈴木レイヤ