スティーブン・スピルバーグ製作『カラーパープル』から新年のグリーティング!日本版ポスターがお披露目

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スティーブン・スピルバーグ製作『カラーパープル』から新年のグリーティング!日本版ポスターがお披露目

スティーブン・スピルバーグが製作を手掛ける2月9日(金)公開のミュージカル映画『カラーパープル』から日本版ポスターが解禁された。

本作は、ピューリッツァー賞受賞のアリス・ウォーカーによる同名小説を原作に、スピルバーグによる監督のもと1985年に製作された同名作品のリメイク版。新鋭ブリッツ・バザウーレ監督が、希望と自己肯定感を求める女性たちの姿をエモーショナルに捉え、圧巻の歌声が観る者の心を奮い立たせる力強い作品となっている。

昨年12月25日に全米公開され、大ヒットスタートを記録した本作。アンサンブルキャストによるゴージャスなミュージカルシーンや、女性同士の連携を描くエモーショナルなドラマが高く評価され、映画批評を集積、集計するサイト「ロッテン・トマト」では「これまでのすべてのジャンルに敬意と尊敬の念を払いながら、21世紀のまったく新しい世代にも受け入れられるように見事に仕上げている」など絶賛のレビューが寄せられている。

本日解禁されたのは完成したばかりの日本版ポスター。“最愛の妹と、自由を奪われたセリー。運命の出会いが今、彼女を立ち上がらせる”というキャッチコピーに、第81回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたファンテイジア・バリーノ演じる主人公セリーと、タラジ・P・ヘンソンが演じる、彼女の運命を変える歌姫のシュグ、そして、ゴールデン・グローブ賞助演女優賞ノミネートのダニエル・ブルックスが演じる支配的な男性にも屈しないソフィアという3人のヒロインたちが配され、未来に向かって瞳を輝かせている姿が印象的なデザインに仕上がっている。

1985年のオリジナル版でソフィアを演じ、今回製作を担当したオプラ・ウィンフリーが、スピルバーグに再映画化を持ち掛けると、彼は快諾したという。「女性たちが声を上げる機運の盛り上がりを象徴するMeToo運動が起きているいまが、その時だ、とスティーブンは悟ったんです」。こうして、スピルバーグも製作に加わり、オリジナル作品からブロードウェイでの大ヒットを受けて、新たな『カラーパープル』の企画は進められたとのこと。

父と夫に支配され、最愛の妹と生き別れた主人公セリーが、不遇な日々を送るなかでもユーモアと希望を失わず、不屈の精神で人生を変えていく物語。型破りな女性たちとの出会いを通してセリーが自分の価値に気づき、自らが輝く場所を見つけていく姿は、先の見えない現代にこそ必要な生き方の指針になるかもしれない。


38年の時を経て、様々なアップデートが施されたミュージカル映画としてよみがえる本作。感動の物語をスクリーンで堪能してほしい。

文/スズキヒロシ

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