「コミックマーケット103」が大盛況！美麗レイヤーたちと“コスプレの潮流”を総まとめ

世界最大規模の同人誌即売会として知られる「コミックマーケット」(略称：コミケ)。その最新回である「コミックマーケット103」が、12月30日、31日の2日間、東京ビッグサイトで開催中。ちなみに「コミケ」といえば、同人作品の頒布や各種企業ブースでのグッズ販売に加え、ホール内外に設けられたコスプレエリアの賑わいも、魅力を語るうえで欠かせない要素の一つ。

そんな「コミケ103」の盛り上がりに連動して、本記事では“2023年のコスプレ界隈のトレンド”を振り返ってみることに。同年に実施された各種イベントで撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を掲載しつつ、どのような作品の人気が高かったのかを解説していく。

ジャンル別に見てみると、テレビアニメの場合は「推しの子」をはじめ、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」「地獄楽」「葬送のフリーレン」など、シーズンごとに“旬の作品”のコスプレ人気が一気に高まる点が特徴で、放送期間中にはさまざまなイベントで、これらのキャラクターに扮するレイヤーを見かけることができた。

また、Netflixで実写ドラマ化された「幽☆遊☆白書」や、2024年1月26日(金)公開予定の『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』などは、情報が解禁された時点でコスプレに挑戦するレイヤーが多く、「ONE PIECE」レイヤーのなかには、2024年1月より放送開始となる新章“エッグヘッド編”に先んじて、こちらのバージョンの衣装を制作し、イベントに遊びに来ていた参加者もいた。

一方、ゲームでは「勝利の女神：NIKKE」や「原神」「ウマ娘 プリティーダービー」「ブルーアーカイブ -Blue Archive-」「崩壊：スターレイル」など、スマートフォンゲームのコスプレ人気が高く、これらのキャラクターに扮したレイヤーが続々とイベントに参加(一部、PCや家庭用ゲーム機でも遊べるタイトルもあり)。

もちろん、そのほかにも「ストリートファイター6」や「バイオハザード RE:4」「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」など、2023年に発売された大ヒット作のキャラに扮するコスプレイヤーも多く、複数名で集まり、“併せ”を楽しむグループの姿も各所で見られた。

MOVIE WALKER PRESSでは、これらのイベントに続き「コミケ103」にも両日参加し、コスプレリポートを順次作成、掲載していく。どのようなアニメ、ゲーム、映画、コミックのコスプレに人気が集中するのかも併せて紹介するので、どうぞお楽しみに！

取材・文／ソムタム田井