主題歌は藤井風の書き下ろし楽曲に!『四月になれば彼女は』感情が炸裂する予告&ポスタービジュアルも
世界28ヵ国で出版され200万部を超えるベストセラーとなった「世界から猫が消えたなら」や、自らの小説を原作とし、脚本、監督を務め、第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した『百花』(22)など、数々の話題作を生み出してきた川村元気。その川村が執筆したベストセラー恋愛小説を映画化した『四月になれば彼女は』(3月22日公開)の主題歌が藤井風の「満ちてゆく」に決定。あわせて最新予告映像と、ポスタービジュアルが到着した。
本作の監督は、米津玄師「Lemon」、藤井風「青春病」、宇多田ヒカル「Gold ~また逢う日まで~」など、多くの伝説的ミュージックビデオを演出し、本作で長編映画に初めて挑戦する山田智和。撮影監督は、『新聞記者』(19)、『余命10年』(22)などを手掛けた今村圭佑、そして音楽は『スワロウテイル』(96)、『ラストレター』(20)など岩井俊二監督作品の映画音楽でも傑作を生みだしてきた小林武史が担当するなど、実力派のクリエイター陣が集結し、圧倒的な映像美と世界観を作り上げる。
婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公、藤代俊を演じるのは佐藤健。結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者、坂本弥生を長澤まさみ、藤代が10年前に交際していた初恋の女性で世界中を旅しながら藤代に手紙を送る伊予田春を森七菜が演じ、初共演となる3人が純愛映画を紡ぎだす。
劇映画では初主題歌を務める藤井。2020年に「何なんw」EPにてメジャーデビューをはたすと、「死ぬのがいいわ」、「青春病」、「きらり」など数々の楽曲を世に送りだし、2021、2022年とNHK紅白歌合戦に二年連続出場。2023年には「いちばんすきな花」では主題歌を担当、ドラマ最終回にサプライズ登場し大きな話題となった。そんな藤井が本作のために書き下ろした新曲のタイトルは「満ちてゆく」。原作の川村が「藤井風さんの曲には、われわれが心の底に隠していた気持ちに光を当てて、さらけ出してしまうような力があると、いつも感じていました。それは『四月になれば彼女は』で描きたいこと、そのものでもあります」と語るほど藤井の世界観に感銘を受け、オファーしたことで実現。「ラストシーンの先にある愛の様を、これから生きていく登場人物たちの未来を、やさしく照らす素晴らしい曲をいただきました」とコメントを寄せた。
さらに、主題歌「満ちてゆく」が使用された最新予告映像が解禁。ウユニ、プラハ、アイスランドなどの美しい景色と共に、主題歌「満ちてゆく」が美しく奏でられ始まる本予告。藤代と弥生、そして学生時代の藤代と春が幸せそうに過ごす日常がちりばめられ心温まるシーンから一変、突然の弥生の失踪を機に、苦悩する藤代の姿が描かれます。「永遠に続くと思っていたのに、なぜ、失ってしまったのだろう」。幸せだった頃の記憶をたどりながら、必死に愛をさがし求める藤代。様々な想いが交錯するなか、藤代、弥生、春が流す、涙の理由とは。もがき苦しみながらも、懸命に愛をさがし求める姿に強く心揺さぶられる映像となっている。
そして、本ポスタービジュアルでは、藤代と弥生が強く抱きしめあい、2人が互いの存在を確かめあうように感情をさらけだしている瞬間が切り取られ、心揺さぶる仕上がりに。“恋ビジュ”で見せた幸せそうな表情とは全く異なる、2人の剥き出しの感情が写しだされている。弥生の「愛を終わらせない方法は何か」という謎かけに藤代が向きあい、さがし求めた先にどのような結末が待ち受けるのか。想像掻き立てられる新ビジュアルに注目してほしい。
婚約者、弥生が突如姿を消した理由とは?なぜ10年の歳月を経て、初恋の人、春から手紙が届いたのか?藤代が愛する人をさがし求める“四月”を描いた、心に刺さるラブストーリーに期待は高まるばかりだ。