トム・クルーズの“マーヴェリック”が帰ってくる!『トップガン』シリーズ3作目の製作が始動
トム・クルーズの出世作となった『トップガン』(86)と、36年ぶりの続編として世界中でメガヒットを記録した『トップガン マーヴェリック』(22)。そのさらに続編となるシリーズ第3弾の製作が進められていることが判明。全米の複数メディアが報じている。
アメリカ海軍のエリート・パイロット養成チーム“トップガン”を舞台にした「トップガン」シリーズ。1作目では天才的で型破りなテクニックを持つ“マーヴェリック”ことピート・ミッチェル(トム・クルーズ)が、教官との恋や仲間たちとの切磋琢磨を通じて成長していく姿が展開。2作目では“伝説的なパイロット”となったマーヴェリックが、新世代のパイロットたちと共に不可能なミッションに挑む様が描かれていた。
報道によれば、第3弾の開発は昨年秋ごろから秘密裏に進められていたとのことで、シリーズ前2作と同様パラマウント・ピクチャーズが製作を主導。前作を手掛けたジョセフ・コシンスキー監督が引き続きメガホンをとる見込みで、プロデューサー陣もジェリー・ブラッカイマーとデヴィッド・エリソンが続投。前作で製作と共同脚本を務めたクリストファー・マッカリーの関与については明らかになっていない。
キャスト陣についてはマーヴェリック役のトムはもちろんのこと、マーヴェリックの親友グースの息子であるルースター役のマイルズ・テラー、そしてハングマン役のグレン・パウエルの続投が決定しているとのこと。ストーリーの詳細などは明らかにされておらず、前作の共同脚本家の一人、アーレン・クルーガーが現在草稿を執筆中とのこと。本格的な製作開始時期や、公開時期などについても未定だ。
現在「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作に加え、NASAとSpaceX協力のもと宇宙で撮影されると話題のダグ・リーマン監督の新作が待機しているトムは、つい先日ワーナー・ブラザースとパートナーシップを締結し、新たな劇場公開映画の開発を行なうと発表したばかり。劇場体験としての映画を貫き、コロナ禍で落ち込んだ映画界の救世主となったトムは、今後も映画界を大いに盛り上げてくれることだろう。どの作品も続報に期待したい!
文/久保田 和馬