Hurray!×花田十輝が贈るオリジナル劇場アニメ『数分間のエールを』2024年初夏公開!花江夏樹&伊瀬茉莉也が出演
<キャストコメント>
●花江夏樹(朝屋彼方役)
「今回、朝屋彼方役を演じます花江夏樹です。オーディションでこの作品の資料を読ませていただき大変感銘を受けました。なにかを作りだすことに対する情熱やその大変さ、期待や不安に一喜一憂する、誰しもが感じる想いを美しい映像と音楽に乗せて繊細に描かれている今作。様々な方に観ていただきたいと思います。きっと背中を押され、未来に向けて走りだせるのではないでしょうか!」
●伊瀬茉莉也(織重夕役)
「オーディション資料を読んだ時、この作品に携わらせていただきたいと強く思いました。私の周りにいる大切な人たちの顔が次々と浮かび、さらに私を応援してくれているファンの皆さんの顔も浮かんできて、その人たちに届けたい、ぜひ見てほしいと思ったからです。私の演じた“織重夕”の晴れることのない曇り空のような空気感はいままで演じたことのない人物像でした。彼女の心の叫びが、一歩前へと踏みだす勇気になりますように。公開をどうぞお楽しみに!!」
●ぽぷりか(監督)
「会ったこともなかった人に『Hurray!さん映画作りましょう』と言われてもう3年が経ちました。降って湧いたようなありがたいお話に感謝をし、全てを賭けて作る覚悟を決め、これっきりかもしれないから本当に言いたいことを、と考えた末にテーマに選んだのは“創作活動とそれへの激励”です。こんな時代に、趣味にしろ仕事にしろなにかを作って生きていくのは本当に大変で、だからこそ初めて作った時の熱や、それに浮かされて生きる毎日はとても尊いものです。もう辞めてしまった人も、まだ続けている人も。無責任に『続けた方が良い』なんて言いたいわけじゃないけれど、どうかなにかを作った時の経験や喜びが、貴方を明日に運んでくれますように」
●おはじき(副監督)
「とある映画監督に憧れて絵を志し、その人を追って大学を決め、辿り着いた石川県の美大でHurray!の仲間と出会いました。3人で創作に没頭し8年。たくさんの応援や巡り合わせがあり、自分で映画を作れるチャンスを頂けました。永遠に続くものはなく、いつかは僕らも終わってしまうかもしれないから、だからいま全力の3人で60分を届けられることを本当に奇跡のように感じています。あの監督の映画は、僕の人生を大きく変えました。僕らの作品にそこまでのパワーがあるかは分かりませんが、でもせめて『明日また頑張ってみようかな』と思ってもらえるような作品になれたらと願っています」
●まごつき(アートディレクター)
「アートディレクションを担当したまごつきと申します。この映画をどういう雰囲気の絵にするか決める時『実際のモノづくり』ってどんなものだろう?という所から考えました。人によるとは思いますが私の中ではモノづくりとは本当に地味で、泥臭いものです。日々の生活と同じように淡々としていて、でも時には劇的で。良い事も悪い事も起こる、当たり前ですが現実的で等身大なものです。この作品は私たちが生きている現実が舞台の、地に足のついたモノづくりのお話です。遠い世界の選ばれた天才の話ではなく、観てくださる方に自分事として捉えていただける作品になってほしい。なのでビジュアル面でもどこか『この光を知っている』と距離の近さを感じていただけるものになればと思い各シーン制作しました。映画を観終えたあと、地続きの現実が少しだけ柔らかく色鮮やかに見えたら本望です…!」
●花田十輝(脚本)
「Hurray!のお三方が作ったPVに込められた、純粋で瑞々しい作ることへの情熱。その思いを濁すことなく、伝えることを心がけて執筆しました。ここにあるのは、自分の声で、自分の絵で、自分の思いで、誰かの心を動かしたい。折れそうな誰かの心を支えたい。そんな純粋な応援したいという気持ちです。是非、その思いを受け取っていただければと思います」
●VIVI(歌唱楽曲制作)
「マンガを読んだり、映画を観たあとに、極稀に『よっしゃ、がんばるぞ』とやる気が湧いてくるエナジードリンクみたいな作品に出会うことがありますが、この作品がまさにそうだと思います。そんな作品に劇中歌として携われて本気で光栄です。『ぽぷりか、そしてHurray!。あ、ありがとう』と伝えたいです。ミュージックビデオ作りを軸にしたお話ではありますが、なにかを夢見たり、諦めたり、それでも踏ん張ったりすることは多くの方が共感できる普遍的なテーマなので、誰もがきっとエナドリ気分を味わえるはずです。ぜひ劇場でご覧ください!」
●菅原圭(織重夕歌唱アーティスト)
「『数分間のエールを』にて織重夕の歌唱を担当させていただきました、菅原圭です。今回キャラクターとしての歌唱が初の経験で、制作の方々と話しあいながらつくっていきました。場面場面で、様々な葛藤を抱き揺れ動いている彼女なら"きっとこう歌う!"と、自分の歌から織重夕の歌になっていくことは、いままでにない感覚でとても刺激的で、彼女のその時々の気持ちが曲毎に乗っているので、個人的には歌詞も考察しがいがありました。この曲や作品が、皆さんのなにかを始めようという気持ち、揺れている気持ちを支え包み込む、エールのように作用したら嬉しいです」
文/スズキヒロシ