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カルロス・ベルムトによるアンチモラルロマンス『マンティコア 怪物』不穏すぎるビジュアル&30秒予告

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カルロス・ベルムトによるアンチモラルロマンス『マンティコア 怪物』不穏すぎるビジュアル&30秒予告

劇場デビュー作『マジカル・ガール』(14)でサン・セバスチャン国際映画祭グランプリ、監督賞をダブル受賞したスペインの鬼才、カルロス・ベルムト監督最新作『マンティコア 怪物』が4月19日(金)より公開される。このたび、本作のビジュアル、30秒予告が解禁となった。

【写真を見る】一筋縄ではいかない禁断の愛を予感させる30秒予告が解禁
【写真を見る】一筋縄ではいかない禁断の愛を予感させる30秒予告が解禁[c]Aquí y Allí Films, Bteam Prods, Magnética Cine, 34T Cinema y Punto Nemo AIE

主人公は空想のモンスターを生みだすゲームデザイナーのフリアン(ナチョ・サンチェス)。内気で繊細な性格のフリアンは、同僚の誕生日パーティーで美術史を学ぶディアナに出会い、次第に聡明でミステリアスな彼女に魅かれていく。しかし、フリアンは隣人の少年を火事から救った出来事をきっかけに原因不明のパニック発作に悩んでいた。やがて、彼が抱えるある秘密が、思いもよらぬマンティコア=“怪物”を作りだしてしまう。

今回、解禁されたビジュアルは、主人公フリアンの不安げな横顔のなかに不気味な無表情の顔が重ねられ、その横に「欲望は目覚める」というコピーが添えられたもの。また、タイトルの下にはフリアンが想いを寄せる女性ディアナの横顔も写されている。

あわせて解禁された30秒予告では、冒頭で何者かの似顔絵のスケッチが燃えていく様子と交互に「衝撃のアンチモラルロマンス誕生」の言葉が映しだされている。ある少年を遠目から見つめるフリアン。「誰も傷つけてない。リアルじゃない」と声を絞りだすフリアンに、ディアナは「私はリアルよ」と厳しい表情で告げる。さらにアパートの火事、3Dモデリングされていく人らしきもの、誰かを介抱する様子のディアナの後ろ姿など不穏なシーンが畳みかける。予告のラストは「それでも一緒にいたい」と抱きあう2人の姿で締めくくられている。

本作で描かれる「タブーを超えた衝撃の境地」とはなんなのだろうか?一筋縄ではいかない男女の禁断の愛に待ち受ける結末をぜひ劇場で目撃したい。

文/鈴木レイヤ

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