芳根京子、しずかちゃんとのピアノ連弾をリクエスト!『映画ドラえもん』完成披露イベントではスネ夫、ジャイアンにモテモテ

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芳根京子、しずかちゃんとのピアノ連弾をリクエスト!『映画ドラえもん』完成披露イベントではスネ夫、ジャイアンにモテモテ

「ドラえもん」の原作者、藤子・F・不二雄生誕90周年記念作品『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』(3月1日公開)の完成披露試写会が2月11日、イイノホールにて開催され、声優を務めた石丸幹二、芳根京子、かが屋の加賀翔、賀屋壮也と、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫、今井一暁監督が登壇した。

【写真を見る】ドラえもんの挨拶に拍手を送る芳根京子。子どもたちの声援にも笑顔で手を振っていた
【写真を見る】ドラえもんの挨拶に拍手を送る芳根京子。子どもたちの声援にも笑顔で手を振っていた

本作のテーマは“音楽”。地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちが仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ新たなハーモニーを生む大冒険を描いた完全オリジナルストーリーだ。音楽家のロボット、ワーグナー役を演じた石丸は、歌うように話しながら挨拶し美声を披露。冒頭から、会場は大きな拍手に包まれた。

歌うように話す音楽家のロボット、ワーグナー役の石丸幹二は冒頭の挨拶で美声を披露
歌うように話す音楽家のロボット、ワーグナー役の石丸幹二は冒頭の挨拶で美声を披露

完成した作品は「音楽に包まれている」と感想を伝えた石丸は、「皆さんが演奏をします。のび太くんはたて笛。僕はリコーダーが好きで、のび太くんの演奏も大好きです」とコメント。石丸のコメントにうれしそうに反応したのび太は「僕、頑張ったんだよ!」とアピールし、胸を張っていた。

物語の鍵を握る歌姫ミーナ役を務めた芳根京子
物語の鍵を握る歌姫ミーナ役を務めた芳根京子

物語の鍵を握るキャラクター、海外で音楽活動をしている歌姫ミーナ役を務めた芳根は「みんなの演奏にすごく感激したし、とても楽しいと思いました」と満面の笑みで語り、音楽の力を強く感じたそうで、「私はお家で観たけれど、映画館で観るのが絶対面白いと思いました!」と映画館での鑑賞をおすすめしていた。スネ夫とジャイアンは自身の活躍をどう感じたのかを芳根に問いかける。グイグイと芳根に自分をアピールしていく姿に、かが屋の2人は「すごいな…」と圧倒されている様子。するとドラえもんが「今日はゲスト声優の方にいっぱい話を訊きたいので…」とポツリ。芳根に夢中なスネ夫とジャイアンに優しくツッコミを入れるというやりとりに、会場は笑い声と拍手に包まれた。

かが屋はスネ夫、ジャイアンのアピールに圧倒される場面も
かが屋はスネ夫、ジャイアンのアピールに圧倒される場面も

ゲスト声優への質問コーナーで「ドラえもん、のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンのなかで誰かと音楽を楽しむなら?」と問われると、芳根は「幼いころからピアノを習っていたので、しずかちゃんと連弾したいです!」とリクエスト。「うれしーい!」としずかが喜ぶと、のび太も「僕も聴きたーい!」とノリノリで実現に期待。「リコーダーが大好き」だという石丸は、のび太とのリコーダーデュオを提案。「やりたいね」「うれしいな」と見つめ合い、息の合った様子を見せる。「お風呂場で練習しよう!」という石丸の言葉に「お風呂で?2人で?」としずかが反応すると、「お風呂という言葉に敏感すぎ!」とツッコミを入れるのび太に、会場は大爆笑していた。


音楽への興味が広がることを願っていると話した今井一暁監督
音楽への興味が広がることを願っていると話した今井一暁監督

今井監督は「音楽の世界を楽しんで!」と呼びかけ、「映画をきっかけに楽器や音楽に興味を持ってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。最後まで楽しんでください」と優しい笑みを浮かべて会場に集まった子どもたちにメッセージを送り、イベントを締めくくった。

取材・文/タナカシノブ

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