佐久間大介、マッチングアプリで出会ったカップルに質問攻め「すごいキュンキュンできる!」学生時代はバレンタインチョコ15個もらっていたと明かす
『ミッドナイトスワン』(20)の内田英治が原作・脚本・監督を務めるサスペンススリラー『マッチング』(2月23日公開)のトークイベント付きバレンタインデー特別試写会が2月14日に神楽座で開催され、土屋太鳳、佐久間大介(Snow Man)、金子ノブアキが出席した。
いまや出会いのツールの大本命となった“マッチングアプリ”を題材に、出会いの裏に仕掛けられた恐怖を完全オリジナルで描く本作。ウエディングプランナーとして仕事は充実しながらも恋愛音痴な主人公の輪花を土屋、輪花とアプリでマッチングする“狂気のストーカー”吐夢役を佐久間、輪花に想いを寄せるマッチングアプリ運営会社のプログラマー、影山役を金子が演じている。
バレンタイン当日とあって、バレンタインデーの思い出話に花を咲かせた3人。「クラスで友チョコをあげるのが流行った」と振り返った土屋は、「40個くらい一気に作る。冷蔵庫に入らないので、暖房を消してダウンを着て、作っていました」とにっこり。たくさんのチョコを冷やす場所は「玄関」だったそうで、「一番寒いのは玄関だったので、きれいに並べて冷やしていました。もちろんみんなが食べるチョコなので、きれいなところに置いて。玄関を大きな冷蔵庫として使っていました」と続けると、佐久間が「意外と太鳳ちゃんは、力技なんだよね」と大胆なアイデアに驚いていた。
佐久間は「学校で15個くらいもらっていた」と告白。「イケている男のテンションで言ってみました」とご満悦の表情を見せながら、「ちょっと面倒見のいい子たちがいて。面倒を見てもらいながらいただいていた。今朝は土屋家の皆さんからチョコレートをいただいた」と感謝していた。金子は「小学校に上がったくらいに、女の子たちがみんなで、クラスメイトの家をまわって配り歩いてくれたことがあった。そこで初めて『チョコをもらえるんだ』と意識しました」と鮮明に覚えていると語っていた。
“マッチングアプリ”をきっかけに出会ったカップルも招かれた上映会だったが、3人が会場からの質問に答えるひと幕もあった。「家族にいまの彼を紹介する時に『マッチングアプリで出会った』と正直に伝えるべきか迷っています」というお悩みには、佐久間と金子が「言っていい」と即答。佐久間は「大事なのは、“どこで出会ったか”ということよりも、“どういう人か”ということ。ちゃんと親に『この人はこういう人だよ』と紹介できるのであれば全然言ってもいい」とオススメし、土屋も「マッチングアプリで会おうが、普通に出会おうが、親御さんとしては、相手がどういう人かが心配。勇気を持ってぜひ!」と背中を押した。
カップルの男性は「お三方にそう言っていただいて、僕としても心強いです。頑張ります」とコメント。「イチャイチャするのやめてもらっていいですか!」「いいなぁ!」とカップルの仲のよい様子に興奮しきりだった佐久間は、「出会ったのはどれくらい前ですか?」「付き合ったのは?」とカップルを質問攻めにして会場も大笑い。付き合って3か月だと判明すると、佐久間は「ほやほやじゃん!一番楽しい時期!なにが気になって会ってみようと思ったの?キュンキュンする話、大好きなの!」とさらに追究し、男性が「居心地のよさを大事にしたいなと思っていた。そこが合った」と答えると、「すごいキュンキュンできる!すみません。すごい質問しちゃって」と大喜びだった。
また「出会いがありません。どうしたらいいですか?」との問いかけには、佐久間が「いま見ているところが狭いのかもしれない。もっと広げてみると、意外といろいろな人がいるんだなと思う。友だちの友だちや、会社のなかでも会っていない人がいたり、学校でもまだしゃべっていない人がいたり。視野を広げてみる」と回答。土屋は「自分の好きなものを探してみる。本が好きなら、本屋さんに行ってみる。もしかしたら目が合うかも…」と案を繰りだすと、金子が「本を取った、棚の向こうに相手がいたり!」と笑い、そのシチュエーションを実演した佐久間が「キュンです!」と続くなど、息ぴったりのアドバイスに終始、会場も大盛り上がりだった。
取材・文/成田おり枝