全米週末興収ランキングNo.1スタート!『ボブ・マーリー:ONE LOVE』日本公開日が5月17日に変更
「ロックの殿堂」入りをはたした伝説のミュージシャン、ボブ・マーリーの波乱万丈な生涯を彼の音楽とメッセージとともに描く『ボブ・マーリー:ONE LOVE』。本作の公開日が5月17日(金)に変更となった。
全世界アルバム売上7500万枚以上、歴史的名盤と呼ばれるアルバム「エクソダス」が米タイム誌により「20世紀最高の音楽アルバム (the best music album of the 20th century)」に選ばれたマーリー。ほかにもグラミー賞特別功労賞生涯業績賞受賞に殿堂賞の複数受賞、"Hollywood Walk of Fame"への殿堂入り、国連平和勲章受賞など数々の偉業を残し、ジャマイカ初の世界的トップスターが生みだした、愛と希望に満ちた音楽はいまもなお世界中の人々に影響を与え続けている。
しかし、白人と黒人のハーフとして生まれた出自や、国内の政情不安や政治家の思惑に翻弄される国民的英雄としての苦悩、さらに欧米がすべての中心だった当時の音楽業界において稀有な第三世界出身アーティストとして世界的な成功を収める奇跡のサクセスストーリー、そして妻リタとの絆といった、彼の音楽とメッセージの背後にある物語はあまり知られていない。本作では、マーリーが愛した妻のリタ、息子のジギー、娘のセデラがプロデューサーとして参画し、彼の知られざる波乱に満ちた生涯を描きだす。
公開に先駆け行われたワールドプロモーションツアーでは、ゆかりの地ジャマイカプレミアでの熱狂ぶりをはじめ各地で大盛況を収め、LAプレミアでは製作プロダクションであるプランBエンターテインメントを代表してブラッド・ピットに加え、スティーヴィー・ワンダーやカイリー・ミノーグといったレジェンドミュージシャンが会場に駆けつけた。
愛の日=バレンタインデーである2月14日に全世界公開を迎えた本作は、全米では平日のバレンタインデー史上最高興収(約1,400万ドル/20.9億円)を記録。さらに公開初週の全米オープニング興行収入(2月16~18日の3日間)で約2,770万ドル/41.5億円を記録し見事に首位デビューを飾った(Box Office Mojo調べ)。さらに北米以外では13の国と地域でもNo.1デビューを記録(イギリス、フランス、オーストラリア、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、ノルウェイ、ジャマイカ他)。そのなかでも、クイーンの故郷であるイギリスでは公開初日興収が、音楽伝記映画史上最高の初日興収を記録し、隣国フランスでも、イギリス同様音楽伝記映画史上最高の初日興収を記録した。またマーリーお膝元のジャマイカでは、公開初日記録を塗り替えるジャマイカ史上最高興収を記録し、この週末の興行収入の90%以上を本作が占めるという特大ヒットを達成した。
また、このたび5月10日(金)に予定されていた本作の日本公開日が5月17日(金)に変更となることが決定。この変更に伴い、2月23日(金・祝)に発売を予定していたムビチケ前売券(カード、オンライン)についても、3月15日(金)発売に変更となる。
没後42年が経ってもなお、世界中で多くの人々を熱狂させ続けるボブ・マーリーの音楽と伝説の生涯をぜひ劇場で目撃してほしい。
文/サンクレイオ翼