『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』本編では見ることが出来ない特別描き下ろし「五稜星」ビジュアルお披露目
青山剛昌による原作漫画の連載が30周年を迎え、コミックスは104巻、累計発行部数は全世界で2.7億部を突破。さらに、テレビアニメシリーズも放送1000回を超えるなど、破竹の勢いの「名探偵コナン」。その劇場版最新作となる『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』(4月12日公開)より、星のモチーフを身にまとうメインキャラクターたちの「五稜星」ビジュアルが解禁された。
シリーズ27作目となる今作の舞台は北海道の函館。とある財閥の貯蔵庫に、“月下の奇術師“の異名を持つ怪盗キッド(声:山口勝平)から新選組副長、土方歳三にまつわる日本刀をねらうという予告状が届く。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のため現地を訪れていた西の名探偵、服部平次(声:堀川りょう)と江戸川コナン(声:高山みなみ)がキッドの変装を見破り追い詰めることに成功。しかし、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命をねらう謎の剣士の影が迫る。
今回解禁となったのは、主人公のコナンや本作のメインキャラクターである平次、キッドら9名の特別描き下ろしビジュアル。本作のイメージカラーである深緑を取り入れたコーディネートに、本作のタイトルにも入っている「星」をあしらったスタイルで決めるキャラクターたちは、プロモーション・グッズ用に描き下ろされた、本編に登場しない激レアなビジュアルとなっている。平次と和葉(声:宮村優子)の恋の行方が劇場版の見どころの1つとなっているが、この「五稜星」ビジュアルでは彼らはボタンが星の形になっている白シャツに深緑のボトムスを留める白いベルト、星が散りばめられた足元のワンポイントとほぼペアルックのような格好を披露。
一方、平次と和葉より先に恋を成就させた新一&蘭(声:山崎和佳奈)も先輩カップルらしく、胸元に同じ星型のネックレスをつけるなど、細部までこだわりぬかれたビジュアルに仕上がっている。また、正装である白いタキシードはそのままに、星のマークがあしらわれたトランプを手に不敵な笑みを浮かべるキッドや、大人顔負けのクールさでワンピースを着こなした灰原哀(声:林原めぐみ)、そしてシンプルながらもスタイリッシュなコーディネートを身にまとった紅葉(声:ゆきのさつき)と伊織(声:小野大輔)の姿も。
さらに本情報に合わせ、劇場版で鍵を握る日本刀に関わる劇場版オリジナルキャラクターと、演じる声優キャストの情報が明らかに。居合いの達人で、剣道大会の会場で和葉と出会う大学生、福城聖を松岡禎丞、聖の父親で重い病を患いながらも、刀への造詣が深い福城良衛を菅生隆之が演じる。怪盗キッドが刀を盗むために予告状を出した斧江財閥の現当主を務める斧江拓三役に中博史、土方歳三(声:津田健次郎)が所持していた星稜刀について詳しい巫女、吉永神子役に高野麻里佳。そして、胸に十文字の切り傷がつけられた殺人事件で、捜査線上に浮上した“死の商人“と呼ばれる、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男、ブライアン・D・カドクラを銀河万丈が演じる。
“天下分け目のお宝争奪バトルミステリー”となる『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』。はたして今回明かされたキャラクターたちはどのように物語を彩るのか?続報に期待したい。
文/サンクレイオ翼