相関図で“クセ強”豪華キャストをおさらい！『ラブリセット 30日後、離婚します』新場面写真も

2023年に韓国で観客動員数200万人を超え、ラブコメ映画の興行収入No.1を記録した、3月29日(金)公開の映画『ラブリセット　30日後、離婚します』から新たな場面写真とキャラクター相関図が解禁された。

本作は、離婚を30日後に控えた夫婦が、交通事故で2人も同時に記憶を失ったことから繰り広げられるラブコメディー。韓国では10月3日に公開され初日から22日間連続で興行収入1位を記録、公開から35日で観客動員数が200万人を超える大ヒットとなった話題作だ。

知的でイケメンだがどんくさいノ・ジョンヨル(カン・ハヌル)と誰もが羨む家柄とキャリアはあるが破天荒なホン・ナラ(チョン・ソミン)。映画のような大恋愛の末に結婚をしたが、お互いの価値観の違いに耐え切れなくなり、2人は遂に離婚を決意する。裁判所の調停で熟慮期間を経た30日後に離婚することが決まるが、その帰り道に交通事故に遭ってしまい、2人は記憶喪失に陥ってしまう。愛した記憶も憎しみ合った記憶も全てがキレイに消え去った2人は、家族や友人を巻き込み記憶を取り戻そうと奔走する。

主演の2人に加え、強烈なキャラクターを演じる個性派キャスト陣が大集合。冷たい表情とは裏腹に、誰よりもナラのために尽くす母親ボベを演じるのはチョ・ミンス。第69回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『嘆きのピエタ』(12)で主演を務め、ドラマ「The Witch/魔女」、「謗法〜運命を変える方法〜」など、毎回強烈な存在感を見せる彼女が本作ではコミカルな演技に初挑戦。そして息子を愛する気持ちが人一倍強いジョンヨルの母親スクチョンを演じるのはキム・ソニョン。1995年に舞台デビューし、以降28年にわたって演技のキャリアを重ね、ドラマ「愛の不時着」、「彼女の私生活」、「静かなる海」など大ヒット作に次々と出演する“韓国の名バイプレーヤー”として知られている。カン・ハヌルとは「椿の花咲く頃」以来の共演となる。またジョンヨルの友人ギべを演じるのはドラマ「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」で注目された演技派俳優ユン・ギョンホ。映画『完璧な他人』(19)、ドラマ「王になった男」、「梨泰院クラス」など話題作に多数出演しており、ジョンヨルの個性的な友人たちの中で一番の年長で、独特な天然キャラを演じている。また、ジョンヨルの職場の後輩役でジョンヨルをデートに誘う魅力的な女性を演じるのは韓国のガールズグループ「KARA」の元メンバー知英。ドラマ「地獄先生ぬ〜べ〜」や映画『暗殺教室』(15)など話題作に多数出演、2016年からは日本での歌手活動も行っており、日韓両国で多くのファンから支持されている。

そんな実力派キャストが演じる個性豊かなキャラクターをフィーチャーした場面写真4点が解禁されているほか、キャラクター相関図も合わせて公開。解禁された相関図からは、ジョンヨルとナラ2人を取り巻く個性的なキャラクター達の関係性が分かる。名家のお嬢様で仕事はできるが破天荒な映画プロデューサーのナラは、自称、知的でイケメンの弁護士ジョンヨルと映画のような大恋愛の末、ナラの父ホン将軍(イム・チョルヒョン)の反対を押し切り結婚をするも、お互い価値観や性格が合わずジョンヨルの母スクチョン(キム・ソニョン)から「金持ちの娘だから」といつも嫌味を言われるナラ。展開の全く読めない夫婦の行く末を見守るナラの妹でシンガーソングライターを夢見るナミ(ファン・セイン)、ナラの友人エオク(ソン・ヘナ)やジョンヨルの友人ギベ(ユン・ギョンホ)など個性豊かなクセ強キャラクターが盛り込まれていて、映画の予習にもってこいの相関図となっている。

2人の主人公が周囲の人々を巻き込んで展開する本作。異色の離婚ラブコメディの結末は映画館で目撃してほしい！

文/スズキヒロシ