『インサイド・ヘッド2』8月1日公開決定!『私ときどきレッサーパンダ』含む3作品入場特典情報も
第88回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した感動作『インサイド・ヘッド』(15)の続編『インサイド・ヘッド2』の公開日が8月1日(木)に決定。このたび、本作の公開を記念して3月15日(金)より順次劇場公開される劇場未公開だったディズニー&ピクサー3作品『私ときどきレッサーパンダ』(21)、『あの夏のルカ』(21)、『ソウルフル・ワールド』(20)の先着入場者プレゼントの詳細が明らかになった。
「トイ・ストーリー」、『モンスターズ・インク』(01)などのディズニー&ピクサーが、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にした物語を描く本作。前作は、現在はピクサー・アニメーション・スタジオのチーフクリエイティブオフィサーとしてピクサー作品を世に送りだしているピート・ドクターの監督作品。自分の感情を大事にすることの大切さや、誰もが子どものころに経験した嬉しい気持ちやせつない気持ち、そして家族の絆にまつわるあたたかいメッセージが描かれた。続編となる本作に関して、ドクターは「『インサイド・ヘッド2』は楽しくて心あたたまる映画です」と語っている。本作の主人公は、思春期を迎えちょっぴり大人になった少女、ライリー。転校した学校にも慣れ、ライリーの頭の中の感情たちヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、ライリーが幸せに暮らせるように奮闘する毎日を送っていた。しかしあるとき、突然大きな“謎の警報”が頭の中に鳴り響き、感情たちの司令部が壊されてしまうことに。そして、そこにオレンジ色の感情「シンパイ」が新たに現れたのだった。
前作で脚本を務めたメグ・レフォヴが本作でも脚本を担当。監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』(13)などでストーリースーパーバイザーを務めたケルシー・マンが務める。監督は、本作について「新しいキャラクターのシンパイは、いままでいた感情たちと初めて出会います。でもそれは私たちの頭の中でなにが起こっているのかを考えてみると、とても理にかなっていると思います」と語っている。少し大人になったライリーの中に広がる感情たちの世界に突如現れたキャラクターたちの正体が気になるところだ。
また、本作の公開を記念して、この春、劇場未公開だったピクサー3作品『私ときどきレッサーパンダ』、『あの夏のルカ』、『ソウルフル・ワールド』がついに劇場公開される。今回、これらの3作品を劇場で鑑賞する人に配布される入場者プレゼントの情報が明らかに。『インサイド・ヘッド2』とピクサーの“泣ける名作”『トイ・ストーリー』、『モンスターズ・インク』、『リメンバー・ミー』(17)の3作品がそれぞれデザインされたステッカー(全3種)が、各作品の公開初日より先着でプレゼントされる。
そして、この春上映されるディズニー&ピクサー3作品の上映前には、前作『インサイド・ヘッド』の監督であるドクターから贈られるメッセージが収められた特別映像が上映されることも決定。感動作を生みだしたドクター自身がアツく語る、劇場でしか見ることができないメッセージを受け取ってほしい。
いろんな感情が芽生えたライリーの頭のなかで、どんな新たな騒動が巻き起こるのか?大人になっていくライリーの中で繰り広げられる“感情たち”の奮闘に期待が高まる。
文/鈴木レイヤ