ディズニー100周年にリリースされたMovieNEXなどから20本を厳選!年代順に並べて歴史を振り返ってみた|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
ディズニー100周年にリリースされたMovieNEXなどから20本を厳選!年代順に並べて歴史を振り返ってみた

コラム

ディズニー100周年にリリースされたMovieNEXなどから20本を厳選!年代順に並べて歴史を振り返ってみた

あらゆるアニメーション作品に影響を与えてきたディズニー・アニメーション。創始者のウォルト・ディズニーは、1923年に兄と共にのちのウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオとなる、ディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオを設立。「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」シリーズなどのヒットを生みだすが、キャラクターの権利の問題などで多くの失敗と苦労を重ねてきた。そんな逆境にもめげず夢の実現に邁進し、試練を乗り越えた末に誕生した数々の名作が、ウォルト・ディズニー・カンパニーの100周年を祝し、コレクションにぴったりな数量限定の商品で登場。本稿では、その豪華ラインナップを紹介しながら、世界中を魅了し続けるディズニーの歴史を振り返ってみよう。

ディズニーを救ったミッキーとその仲間たちの活躍を描く短編集

まず紹介したいのは、「ミッキー&ミニー クラシック・コレクション」。屋根裏などでひっそりと暮らすイメージだったネズミを、愛着あふれるキャラクターに転じさせて出来上がったミッキーマウス。その彼がスクリーンに初お目見えしたのが、1928年公開の『蒸気船ウィリー』だ。アメリカで初のトーキーアニメーションとしても知られる本作は大ヒット。このミッキー人気を爆発させた作品のほか、初ブルーレイ化として『ミッキーのダンスパーティー』(47)や『ミッキーのアイス・スケート』(35)、『フィガロとフランキー』(47/吹替版は初収録)など全10本のミッキーとミニー・マウス絡みの短編が収録されている。

アメリカで初のトーキーアニメーションとしても知られる『蒸気船ウィリー』
アメリカで初のトーキーアニメーションとしても知られる『蒸気船ウィリー』[c]2023 Disney

一方、ドナルドダックやグーフィなど、ミッキーの友人たちが登場する短編を集めた「ミッキー&フレンズ クラシック・コレクション」では、ミッキー初のカラー短編作品となった『ミッキーの大演奏会』(35)のほかに、初ブルーレイ化作品として『ミッキーのお化け退治』(37)、『プルートのありがた迷惑』(49)など5編が収録されているのが見どころだ。どちらのパッケージも年代ごとに変わるキャラクターの変遷――例えばミッキーの目の形の違い、なども楽しめ、満足度は手堅い。

ミッキーと仲間たちが集まり屋外コンサートが催される『ミッキーの大演奏会』
ミッキーと仲間たちが集まり屋外コンサートが催される『ミッキーの大演奏会』[c]2023 Disney

世界初のカラー長編アニメ映画『白雪姫』に始まるディズニープリンセス時代

さらに注目は「白雪姫 4K UHD」。グリム童話をベースにした本作は1937年に劇場公開された。実は『白雪姫』こそが世界初のカラー長編アニメーション!しかもフルアニメーションなので、セル画の枚数はなんと25万枚にも上り、当時の金額で170万ドルという莫大な予算と4年もの歳月をかけて製作されたのだ。当時といえば、アニメーションは実写映画の合間に子ども向けに上映されていた短編の印象が強かったため、誰も予想しない大ヒットに。挿入歌となった「ハイ・ホー」や「いつか王子様が」はいまでも歌い継がれる人気曲になった。

実際、白雪姫や7人の小人たちの流麗な動きやヴィランである女王の恐ろしさ、白雪姫の愛らしさはいま観ても遜色なく楽しめる。特に今回の商品には初収録のものも含めて大量のボーナス特典がある。未公開シーンやそこで流れる楽曲なども含まれ、ファンにはたまらない1枚だ。美しく修正された4K UHD映像で堪能していただきたい。

『白雪姫』から、おとぎ話などに登場するプリンセスを主人公にした作品の制作がスタートしたディズニー。同作以降、ヒットに恵まれず、経営危機で崖っぷちに立った会社を救ったのが、1950年公開の『シンデレラ』だった。実は『白雪姫』の公開前、23年には『シンデレラ』のアニメーション化をウォルトは考えていたという。今作も「シンデレラ 4K UHD」として 100周年記念パッケージにラインナップされ、未発表曲など様々なボーナス特典が収録されている。さらに、4K UHD版に加えて、アニメーション版と実写版がパックになった「ミュージカル・MovieNEXコレクション」もリリースされているので、それぞれの観比べも可能。また、こちらにはオリジナルサウンドトラックCDや歌詞カードも付いているので、名曲を歌って楽しむこともできる。


『シンデレラ』を100周年記念デザインでリリースした「シンデレラ 4K UHD」
『シンデレラ』を100周年記念デザインでリリースした「シンデレラ 4K UHD」[c]2023 Disney

ちなみに『シンデレラ』は、挿入歌の「ビビディ・バビディ・ブー」が第23回アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされており、ミュージカルとガッツリ組んだ先駆けとなった作品だ。のちにディズニーのルネサンス期と呼ばれた『美女と野獣』(91)や『アラジン』(92)などと共に(どちらも「ミュージカル・MovieNEXコレクション」でリリース)、ミュージカル・アニメーションとしてコレクションするのもオススメだ。

お城の舞踏会に行けなくなったシンデレラの前に魔法使いが現れ、馬車やドレスを用意する(「シンデレラ 4K UHD」)
お城の舞踏会に行けなくなったシンデレラの前に魔法使いが現れ、馬車やドレスを用意する(「シンデレラ 4K UHD」)[c]2023 Disney
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