土屋太鳳、全力疾走も記録達成ならず!息を切らして「あ、足が…!」

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土屋太鳳、全力疾走も記録達成ならず!息を切らして「あ、足が…!」

中村航の人気小説を映画化した『トリガール!』(9月1日公開)のお試写会イベントが8月20日に中村航の母校である芝浦工業大学で行われ、土屋太鳳、間宮祥太朗、高杉真宙が出席。映画のモデルとなった人力飛行サークル<TBT(Team Birdman Trial)>のメンバーも参加し、キャスト陣がエアロバイクで記録更新にチャレンジした。

本作は、人力飛行機で鳥人間コンテストを目指す人力飛行サークルに入部してしまったヒロインの奮闘を描く青春エンタテインメント映画。土屋と間宮が、人力飛行機の漕ぎ手となるパイロット役を熱演した。この日は、キャストチームと<TBT>のメンバーが力を合わせて、昨年までの<TBT>が持つ歴代飛行記録「6分間で3044m」を更新すべく奮闘。高杉、間宮、土屋の順で交代してエアロバイクに乗り、懸命にペダルを漕いだ。

高杉が乗り込むと、会場からも「頑張れ!」と声援が飛び、普段は「インドア派」だという高杉も汗をかいて健闘。間宮に続いて土屋の順番になると、土屋は靴紐を締め直し、上着を脱いで颯爽とエアロバイクにまたがった。

しかしながらサドルの高さが合っておらず、やや立ち漕ぎのような状態に。土屋は苦しそうな顔を見せつつ、ポニーテールを大きく揺らして全力疾走。会場から手拍子が沸き上がるなか、持ち時間の完走後には笑顔を弾けさせた。

結果、3人が6分で走った距離は2800mと、記録にはわずかに届かなかった。息を切らした土屋は「あ、足が…!って」とペダルに足が届きづらかったことを振り返りながら、「撮影のときを思い出すような感じでした。真宙くんとは一緒に漕ぐシーンがなかったので、3人で漕げたことがすごくうれしいです」と喜びを語っていた。

また、映画のメイキング動画が紹介される一幕も。コックピットのなかで、土屋が絶叫するクライマックスシーンでは、撮影後に土屋は涙を流していた。土屋が「気力、体力ともに辛い撮影だった。感極まってOKが出たときに涙が出てしまった。スタッフさんたちも一緒に泣いてくれた」と述懐し、「祥太朗も涙ぐんでいた」と暴露。間宮は「目に汗が…」とごまかしながら、「太鳳の姿と集まってくるスタッフさんを見て、グッとくるものがあった」と明かしていた。【取材・文/成田おり枝】

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