『デューン 砂の惑星PART2』日本の“デューン”鳥取県が姉妹都市提携!?ミキ昴生はサンドボードで大スベリ

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『デューン 砂の惑星PART2』日本の“デューン”鳥取県が姉妹都市提携!?ミキ昴生はサンドボードで大スベリ

ティモシー・シャラメが主演を務める、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のSFアクション大作『デューン 砂の惑星PART2』(3月15日公開)。3月13日、本作と鳥取県による“デューン”姉妹都市提携イベント開催さえ、アンバサダーとしてお笑いコンビ、ミキの昴生&亜生が登壇した。

その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる惑星デューンを舞台に壮大な宇宙戦争を描いた「デューン 砂の惑星」 。2021年に劇場映画化されると、その完璧な映像体験が世界中から絶賛され、全世界 で4億ドルを超す大ヒットを記録。最新作となる本作では、ハルコンネン家の策略により一族全員を殺され、唯一生き残ったアトレイデス家の後継者ポール(シャラメ)の復讐がついに幕を開ける。

いよいよ日本公開が間近に迫るなか、過酷な砂の惑星デューンを舞台に全宇宙の命運を握る決戦を描いた『デューン 砂の惑星PART2』と、日本最大の“デューン”を有する鳥取県が、双方の魅力を発信するためコラボレーションすることが決定。鳥取砂丘(TOTTORI SAND DUNE)は、東西16㎞、南北2.4㎞に及ぶ日本が誇る砂地で、鳥取県を代表する観光名所のひとつ。一面砂に覆われ、まさに日本の“デューン”とも言える鳥取砂丘にて、姉妹都市提携調印式イベントが行われた。調印式には鳥取県知事の平井伸治、姉妹都市提携アンバサダーに就任したミキの昴生と亜生がゲストとして登場。SF映画が大好きで、デューン愛も相当だという兄の昴生はシャラメ演じるポールが劇中で着用する保水スーツ風衣装とクリフナイフと呼ばれる剣を持って参加し、そして平井知事は砂漠を意識した衣装で登場し記念すべき式典を盛り上げた。

平井知事は「鳥取砂(さ)デューンへようこそお越しくださいました。世界的映画のロケ地に選んでいただいたわけではありませんが(さ)、映画とそっくりなシーンばかりです。砂の嵐、砂がうねるシーンは鳥取砂丘そのものです。このたび砂デューン、我々鳥取砂丘と砂の惑星デューンと姉妹提携をすることになりました。今日は砂の惑星側から、皇帝の命を受けてか、救世主の命を受けてかおいでいただきました」とご挨拶しミキをご紹介。姉妹都市提携アンバサダーとしてミキの2人が登場し「光栄です。鳥取は去年漫才の全国ツアーで来させていただいて本当に良いお客さんばかりでまたやりたいなと思っていました。デューンと鳥取が姉妹都市提携ということで駆け付けねばと思ってまいりました」と挨拶。衣装について昴生は「映画好きなのでこの格好ができて感動してるんですが、知事がこういう格好すると思ってなかったので、こうなると亜生くんがまずいんじゃないかと思って。せっかくの僕もかすみますよ」と笑いを誘う。続いて知事と2人が“デューン”姉妹都市提携協定書に署名することに。「この間亜生くんが結婚したときに調印させていただきましたけど、調印式は初めてです」と昴生。無事に3名の署名がされて姉妹都市提携が実現した。

映画の見どころについては圧倒的に美しい砂漠の風景と、砂漠に負けないシャラメについて2人は「男でも美しいと思うほどの美形。どのシーン、どの角度からでもかっこいい。ストーリーとともに成長していく姿が見れますが、前作ではかわいいシャラメからどんどんカッコいいシャラメになっていくところが見れるのもPART2です。そこに注目してください」とアピール。映画で味わえる人類未踏の惑星体験にちなみに最近の衝撃的なエピソードを問われると「今日の出来事です」と昴生からまさかの発言。「まつやホルモン店さんにずっと行きたくて、去年来た時も予約してなくては入れなくて。たまたまラジオでしゃべって、ブログにものせたんですよね。それを鳥取県の方が見てくださって、そこのホルモン焼きそばを差し入れしてくれたんです。めっちゃうまい。衝撃的なおもてなしとおいしさとでした」と明かした。それを受けて平井知事は「砂場国の諜報活動の結果です。ラジオを傍聴しましてね」と茶目っ気たっぷりに返答する場面も。亜生は「それでお兄ちゃんの機嫌も一気に上がってね」と明かした。ご機嫌な昴生は、随時、剣を振りまわすなどマスコミへのアピールを行ったが、やや空回り。それを受けた亜生が「『ミキ、サンドボードと共に大スベり。』と見出しにしないでくださいよ!」と爆笑をさらった。

イベントに先立ち、作中で登場する砂漠に住む巨大生物サンドワームの背中に乗ってポールが砂漠を駆けるシーンさながらに、2人が鳥取砂丘でサンドボードにチャレンジした話になると、運動が苦手と言う昴生は「意外とスリルがあって、小学生でもできるって言われたんですけど、できなかったですね」とコメント。サンドボードとは、砂丘や砂山の斜面を専用ボードで滑り降りるオーストラリア生まれのスポーツ。急斜面を駆け抜ける爽快感が人気のアクティビティで、鳥取砂丘は日本で数少ないサンドボードのレッスンを受けることができるスポットだ。30度という雪山の上級コース並みの斜面を滑り降りることに挑戦した亜生は「僕は一発でできたんですけど、お兄ちゃんがね。そしてお兄ちゃんがこけても盛り上げがるわけでもなく、日本海の海の音だけが聴こえました」と和ませ「デューンすごい、デューンのすごさがわかった」と過酷な砂の惑星を実体験した感想を話した。


最後に平井知事から「いよいよデューン2が公開になります。本当に面白い映画だと思います。1作目もわくわくして、砂の民と一緒に革命を起こすところで終わりましたが、いよいよ砂丘を舞台にして物語が展開されるので、鳥取砂丘を思いながら映画館に行っていただけたらと思います」、昴生は「映画見て、映画に感化されて映画のシーン撮ってみようと楽しめる映画です。ぜひ映画を観て、鳥取を来てもらえたらと思います」とご挨拶して大盛り上がりの姉妹都市提携調印式は終了した。


全宇宙を巻き込む、最終決戦が描かれる『デューン 砂の惑星PART2』。ぜひ劇場で鑑賞して、人類未踏の惑星体験にダイブしてほしい!

文/サンクレイオ翼

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