【完全ネタバレ】新スパイダーマン、隠れヒロイン驚愕の正体とは?全米ティーンのアイドル、ゼンデイヤに注目![スパイダーマン・タイムズ#10]
大ヒット公開中の『スパイダーマン:ホームカミング』。本作は、これまでのスパイダーマン映画の孤高なイメージから一転、「アベンジャーズ」を軸としたシリーズ“マーベル・シネマティック・ユニバース”の一員として、アイアンマンに憧れ、アベンジャーズになりたいと願う15歳の高校生ピーター・パーカーが、がむしゃらに頑張りながら成長していく姿を描いている。
本作のヒロインは、劇中で高校学力コンテストのまとめ役を買って出るような優等生タイプのリズだが、実は公開まで詳細が伏せられていた、もう一人のヒロインが存在する。
【以下、ネタバレにつき、鑑賞前の方は注意!】
そのヒロインとは、ピーターが通うミッドタウン高校の同級生で、ちょっと斜に構えた、個性的なスパイラルパーマの女の子、ミシェル。この風変わりな役を演じたゼンデイヤは、全米を代表するティーンのカリスマだ。
彼女は2010年、ディズニー・チャンネルのコメディドラマ「シェキラ!」で注目され、同チャンネルの「ティーン・スパイ K.C.」(15)、オリジナル・ムービーの『フレネミーズ』(12)と『ゾーイの秘密アプリ』(14)で次々に主演を務め、人気を拡大。歌手としても、2013 年にリリースされたファーストアルバム「Zendaya」が100 万枚以上を売り上げ、才能を開花させた。最近ではモデルとして、マドンナとその娘ローデスが手がけるファッション・ブランド「Material Girl」の顔を務め、自らもブランドも立ち上げるなど、ファッションアイコンとしての側面を持ち合わせている。
そんな彼女だが、劇中では、かなりアイドルとはかけ離れた役柄に挑戦している。ミシェルは、頭はキレるが友達のいない、いわゆる「ネクラ」。劇中では、ピーターが訪れる場所に事あるごとに登場し、独特な皮肉の効いたセリフを呟く。ピーターの事にやたら詳しく、若干ストーカー気質を漂わせるキャラクターだ。
このような変わった役柄に挑戦したゼンデイヤについて、ピーターを演じたトム・ホランドは「彼女の演技は独特でおもしろいよ」と、その演技を絶賛する。
映画をご覧になった方は驚かれた事と思うが、物語のエンディングで彼女は、フルネームがミシェル・ジョーンズ、あだ名は「MJ」であると明かしている。「MJ」といえば、原作ではピーターの彼女であり、トビー・マグワイア版ではキルスティン・ダンストが演じた役柄。なんと、真のヒロインはミシェルだったのだ。
プロデューサーのケヴィン・ファイギは、今後のミシェルについて、彼女が原作とはまったく異なる「MJ」であることを強調しつつ「ミシェルはピーターに惹かれているようではあるけれど、2人がこの先どういう関係になるのかはわからないよ」と明言を避けた。
2019年の公開が予定されている次作『スパイダーマン:ホームカミング2(仮題)』でピーターとミシェルの関係に、どんな変化が起きるのか。メインのストーリー共々、目が離せない!【Movie Walker】
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